京都市です。

 

サトザクラが弱っています。

葉っぱが少なくなって、小さくなっています。

花付きも年々悪くなってきています。

小さい枝も少しずつ枯れてきています。

植え込み部分が小さいですね。

サトザクラが使える土は少なそうです。

おまけに地際部分は

傷つけられていますね。

何とかしてやりたいと思います。

 

植えた時の桜はもっと小さく幹も細かったそうです。

小さいときはこの土の量で何とか満足していたのですが、

大きくなるにしたがってだんだんこの土の量では間に合わなくなり、

厳しくなってきたようです。

木は年輪を刻みます。

刻まなければ生きていけません。

つまり、大きくならないと生きていけないのです。

 

治療はこういった事を考え足りないことを足していきます。

冬に本格的にします。

 

 

 

宇治市の会社様の桜です。

1年半ほど前に土壌改良や外科的な処置をするなどの樹勢回復をしたソメイヨシノです。

その時に幹の腐りに沢山あった桜の不定根を地面に誘導してみました。

この不定根は、桜が自分の腐った部分に張らした根で、その根からから養分や水分を得ています。

桜は自分の腐った部分からも栄養を得ようとするのですね。

その根を自分の腐った部分でなく、地面に着地させておきました。

すると1年半後には、葉っぱを出しています。

根も幹みたいになっています。

この幹みたいな根と葉っぱを育てると立派な桜になります。

こうやって桜の命をつなぎます。

楽しみですね。

 

 

 

 

桜の害虫にコスカシバという害虫がいます。

その幼虫は桜の幹を食い荒らし桜を痛めます。

宇治市のお茶屋さんでコスカシバ対策です。

多くの被害を受けていました。

これ以上の被害は止めたいということで、

コスカシバの駆除をしています。

 

コスカシバなどの穿孔性害虫は、弱っている桜に付きやすい傾向があります。

コスカシバ予防・対策は、先ず樹勢を良好に維持していくことが重要です。

 

最近桜の幹を食い荒らす害虫でクビアカツヤカミキリというのがいます。

木屑の形状や色で見分けらせますので、興味のある方は下の動画をご参照下さい。

 

 

 

 

 

 

 

大阪府泉佐野市です。

代々の大切な松。

年年、葉っぱの色が悪くなってきている様子です。

松の樹勢回復をすることにしました。

菌根菌の接種します。

菌根菌というのは、松の根にくっついている菌なのですが、

悪い菌ではありません。

松にとっては非常に良い相棒です。

菌根菌は松の根にくっつくことにより、松から栄養を得ています。

ところが貰いっぱなしではなく、土の中にある水分や養分を松の根に渡します。

松の根の働きをアシストしています。

松と菌根菌は共生の関係です。

松は、菌根菌を根に着けることで元気に育ちます。

今回は、菌根菌を接種することで松の樹勢回復をしました。

(3月に実施)

 

 

 

 

 

 

和歌山県橋本市です。

御神木のシラカシの治療。

右の方が多く枯れてきていますね。

立派なご神木です。

幹の痛んだところにコンクリートが埋められています。

近くで見ると。。

巨大なコフキタケです。

コフキタケは地際付近や幹に付き、木の内部をどんどん腐らせていきます。

こうやって顔を出すのは子孫を増やすためで(胞子を飛ばす)

栄養を取る活動は幹の内部で行われています。

この場合、すでにコフキタケは幹の内部を腐れせています。

大きなコンクリートの埋めた後がありましたが、

どんどん幹の内部を腐らせています。

このシラカシは50年ほど前、山から大木のままここに移植してきたらしい。

きっと大きな根を切って、そこから腐り始めた可能性も予想されます。

コフキタケを除去しました。

冬に本格的な治療を実施します。