神社の森(鎮守の森)に入るとこんな木がありました。
電信棒みたいになっています。
枯れています。
一度に強い剪定?をしたようです。
こんなのもありました。
先ほどでありませんが、幹が残っているだけで枝なんかありません。
あちこちの鎮守の森でこのような切り方がされているのを見かけます。
木は葉っぱで養われています。
光合成って聞いたことあると思いますが、光合成で木を養っています。
電信棒のような切り方をすると葉っぱが全くなくなってしまします。
大きな切り口は、木にとっては大ケガです。
治すのにものすごい体力がいります。
でも、体力の源の葉っぱがありません。
傷口から菌が入り放題です。
幹に強い日差しが当たると木の皮の細胞が暑すぎて死んでしまいます。
葉っぱがないと水の流れがなく細胞が冷やされないからです。
写真のように皮が剥がれます。
大木も強剪定で枯れてしまいます。
では、枯らさずに小さくするにはどうしたらいいのでしょう?
数年計画が必要です。
上の枝をすいてきて、下枝を増やしながら高さを下げていく。
葉っぱを減らさずにコンパクトにしていく方法です。
木の体力を見極めながら剪定していきます。