昨日は、ライブ配信で月組の「Eternal Voice 消え残る想い/Grande TAKARAZUKA 110!」宝塚大劇場千秋楽を拝見しました。

 

トップコンビにあっている時代

冒頭の月城さんのセリフ回しがちょっとそっけない感じで、まさしく正塚先生の作品だなと思いましたが、そのうちトップコンビの美しさに見惚れて、ストーリーも半分しか入ってこない、って駄目だな、私。と思いながらも、この時代、2人をより美しく見せる時代設定だったのかもと思いながら、また見惚れる。ちょっとばかりは、なんだか言いにくそうなセリフ多いかも?な鳳月さんや、なんだか演技が自然!な風間さんや、なりきりの彩さんや彩海さん、おじさんの代役の佳城さんや同じくセバスチャンの代役の大楠さんが気になり注目していたりもしましたが。。

 

カタログのようなショー

伝統的な耳馴染みのいいプロローグから、歌い継ぎ、仮面舞踏会から、若手のコーナーに次期トップコンビも入ってて、同期から退団者から、初舞台生のロケットに和物、娘役W2番は競い合い、黒燕尾にデュエットと目を離してると何かを見落とすショーでした。その合間合間で、月城さんにまたもや見惚れる。この髪型似合うとか。。

退団者のコサージュがみんな同じで、これは誰の発案?やっぱり月城さん? 個性が光るコサージュもいいですが、黒燕尾でもみんなが揃った時にコサージュが溶け込む色で遠目でも美しいし、大きさが踊りの邪魔にもならない。退団者の気持ちもまとまるよねと思っていた時、海乃さんが髪かざりとしてコサージュをつけてきて、完璧か!と思いました。

 

月城さんの想いが光ったサヨナラショー

サヨナラショーと言えば、次々と想い出の歌を歌って、組子とわちゃわちゃという感じですが、1曲目を歌って、一回ハケた時、何が起きるの?と思いましたが、気持ちを入れ替えて、洋物から和物へ。確かに、色々な場面でこれまでのサヨナラショーとはちょっと違うと思いましたが、それが嫌じゃなくて、ありだよねと思ったし、オフホワイトに見える結婚式かと思うような素敵な衣装で、最後の長いキスシーンで緞帳が降りるって、物語が続いているような終わり方で素敵でした。

 

今回、私は初めて気が付いたのですが、大階段を下りて挨拶の時、トップ娘役は「春すみれ咲き、春を告げる」のところからピアノ演奏が始まるんですね。いつからだろう? トップさんと共に頑張ってるトップ娘役にも他の退団者と同じじゃなくて何かあったらいいのにと前から思っていたので、いいなぁって思いました。

 

いいなぁが続いて、なんだかふわふわと心地よい気分で眠りにつき、今日はみなさんのハッピーオーラを感じるツイートを見てさらにニヤニヤするという、長ーいわくわくの一日でした。