私自身はテレワーク第二弾がスタートするにあたりバタバタしていたここ数日ですが、月組トップ娘役 美園さくらさんの退団発表がありましたね。

 

タカラヅカニュースで会見の様子を見ましたが、映像の最初に

「私は決して見本になる娘役ではなかったように思うのですが、それでも与えられた役割に恥じることなく、責任感は常に持って、そして努力は決して怠らないようにとずっと心掛けてきたつもりではあります」という言葉。確かに、美園さんらしい感じではありますが、ここからスタート?ってちょっとだけ思ってしまいました。

 

「トップ娘役に就任した時から、いつか珠城さんとご一緒に卒業させていただくというのが私の夢だったので、そういう思いは常にあって、「I am from Austria」という作品に出合ったのが決定的な出来事で、エマ・カーターという役を通して私が宝塚でしてみたいパフォーマンスが全て詰まっているお役だなと思いましたし、私の中での新しい娘役像というものを発見できたなという思いもありまして、いつ退団しても悔いはないと思える作品に出合えたことが決定的な出来事だったなと思っております。そんな時に珠城さんの退団のお話を伺って、できることなら私もご一緒に卒業させていただきたいと即答させていただきました」と卒業を決めたエピソードを語りましたが、なるほどあの作品ならそうかもと思いましたし、美園さんの思うやってみたいパフォーマンスや新しい娘役像というものにうなずける感がしました。

 

印象に残っている役は、退団を決意するきっかけになった「I am from Austria」のエマ・カーター役、「Arkadia」(2017年)のダリア、「雨に唄えば」(2018年)のキャシー、「ON THE TOWN」(2019年)アイヴィ・スミスなど、女優をひたむきに志すという役が多かった、舞台人としての自分の気持ちと重なる部分があり印象に残っているとのことでした。私も何回か、また女優の役だと思ったことを思い出しました。

 

珠城りょうさんについては、「珠城さんなくして、美園さくらはないと断言できるほど、今の私にとっては必要不可欠な存在で、ここまでがんばってこれたのも、珠城さんがたくさんの温かい言葉をかけてくださったからであり、とても濃い充実した時間を過ごさせていただきました」と濃い充実した時間という珠城さんとも共通する思いを語りました。

 

幸せな時間は、役の中で珠城さんの腕につつまれる瞬間と言うところや、珠城さんからもらったイヤリングを紹介したところなど、とても嬉しそうで、外から見る美園さんの舞台上の魅力とはかなり違う素の美園さんのかわいらしさが出てましたね。

個人的には、アルカディアのダリア役を見た頃から、美園さんにはちょっと大人の役で強気な女性の役がぴったりだなと思っていて(大人っぽい役のできる若手娘役ってレアだなとも思ったのですが)、声もどちらかというと個性的で、よく娘役はかすみそうのように寄り添うと言われますが、美園さんは寄り添うより1人立つべきな個性だと思っていたので、それが珠城さんの個性とはちょっと合わない感じがした原因かもしれませんね。

全く持って個人的な意見ですが。

でも、珠城さん大好きな美園さんなので、美園さん流に寄り添っていっていただき、この先の役がそれぞれの個性が活かされるいい作品となるように願っています。