競りから参加の仲卸直営だからこそ！珠玉の新鋭店
桜木町の高架下に「さかなまち」が誕生したことで新横浜通りを越えることが激減しましたが、そんな私に拍車をかけるように爆誕した「鮨 浜はち」が衝撃でした。
何が凄いって中央区（濁わせ）クオリティのコースがお財布を気にすることない桜木町プライスで楽しめてしまうのですよ。
正直書くの、悩みました本当に。だって完全予約制とはいえ8席しかないんですよ？
葛藤が半端ないですがレビュアー魂を大いに刺激されてしまったため完敗です。先ずはお名刺代わり、合わせたてのシャリと有明産の海苔でご挨拶。
生本鮪の中トロスタートに早々に九平次を！
叩いて提供される北寄貝は塩酢橘でいただきます。
茹でたての枝豆は茶豆のような深みのある群馬の味緑（みりょく）という品種だそう。
函館産鮃はエンガワも一緒に握っているため香りが強く食感も楽しいです。
時知らずはいくらと合わせ親子丼に。
説明不要の逸品。
三浦の金時草はお浸しでいただきます。
目の前で炙り叩いた気仙沼の鰹は塩にんにく、シャリと同じ赤酢〆した真鰯…。
言葉を失う美味しさ。
コラーゲンたっぷり！女子に嬉しい白木耳と有明産海苔の茶碗蒸しと続きます。
生本鮪赤身の漬けは燻製醤油と和辛子で風味良く。
目の前で茹で上げる真蛸は塩酢橘でシンプルに。
肝ソースといただく蒸し鮑の火入れも完璧です。
大粒の牡蠣に昆布の旨味を乗せた牡蠣の松前焼きは身が縮むことなくふっくらぷりぷり。
この日の牡蠣は仙鳳趾のものと聞き納得。喜久酔と至福！
ねっとりとした甘みと上品な味わいの島根県浜田産達磨イカは剣先イカの季節型だそう。
アオリイカがイカの王様なら剣先イカは女王様だそうですよ。振り柚子でさっぱりと。
目の前で茹で上げるのは根室産真鯛の白子。
ぽん酢と黒七味でいただきます。走りなのでさっぱりとした味わい。
境港のどんちっち鰺は関アジと真逆、脂質10％以上のトロ鰺。あたり葱で風味と口どけを楽しみました。
とろり奈良の大和丸茄子が良き箸休めに。
身の柔らかい神奈川県小柴太刀魚炙りは握らずの提供です。
続く出汁茶漬けは前出のどんちっち鰺を香ばしく焼き魚介の白湯でいただくのですが一滴も残したくない絶品。
まるっと1杯使った若干比率のおかしいずわい蟹握り、さっと煮付けた銚子の金目鯛の握らず（2回目）も新しい。
手渡しでいただく雲丹はシャリ抜きをお願いして贅沢に。
それ、巻けます？なんて心配になる本鮪赤身と中トロの鉄火巻き、心ばかりのシャリが意地らしいですね。
ふかっとカステラのような玉に粗汁、デザートのメロンとここが高架下であることを忘れます。
終始素晴らしいのひと言でした。
また、このボリュームで税込8800円というのだから感服。ペアリングコースも13200円と驚きのコスパなのでビジネスやデートにもおすすめの1軒です。
予約が取れなくなる前に是非。
鮨 浜はち
神奈川県横浜市中区桜木町1-1-93
050-5594-2616
18:30 - 21:00
金・土
17:30 - 20:00
20:30 - 22:30
月・火
定休日
※完全予約制
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@hamahachi_sushi
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