受け手が考えられるパスを送れるか | トレジャー・ファクトリー社長blog

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リユースショップを展開するトレジャー・ファクトリー社長、野坂英吾のブログです

先日、創業時に数え切れないアドバイスをいただき、

私自身、向かっていく方向に道筋をつけることができた恩師に

時間をいただき久々に再会しました。

トレジャーファクトリー1号店オープン前夜には、オープン祝いをしようと創業を支えてくれたメンバー20人ほどが駆けつけてくれたのですが準備が終わっておらず、商品の値付けや陳列を夜遅くまで手伝ってもらったという思い出話などで盛り上がりつつ、現在、そしてこれからの経営についてお話しました。

久々に会話をする中、いただく質問に答えながら、その質問の深さをかみしめていました。

あえてサッカーに例えるならば、パスの受け手が次のプレーを考える余裕のある、そして次のプレーを思わず考えたくなるパスを送っていただけるのです。

「そういえば創業時もみずから考える余地のあるパスをたくさん出していただいたなぁ」と懐かしくなり、それにより、自分自身で考えるテーマ、取り組むべきテーマを設定し、前進することができた思い出がよみがえってきました。

別の機会に

スタッフと話している中でサッカーにたとえて「部下に対して出せるパスの種類を増やす」という話をしました。

自分自身では部下のことを思い、必死にくらいつけば追いつける位置に

最高のスルーパスを送っているつもりが、確かにディフェンダーの間を通す

最高のパスなのだが部下がそのパスに追いつけない。


そんな状況になっていないかという話をしました。

この話にはたくさんの要素が含まれていると私は思っています。

もちろん時には部下の能力を伸ばすパスも必要だと思います。

ただし、出せるパスの種類に

受け手がその後を考えられるパスを送れる選手であってほしいと願っています。


受け手が考えられるパスを送れるか


私も部下に対して、世の中に対して、出せるパスの種類を増やしたいと思います。