昨日3/9は母の月命日。
1年3か月。
毎月9日は、いろんな想いがわいてきます。
忘れられないあの一日と、
命のバトンを受け取った使命と！！
私は、母が亡くなった日に強く感じたことがあります。
それは、
「先の心配・不安なんて無駄
不要
」
人って、先の事を心配したり、
不安に思ったりしがちじゃないですか？！
かつての私も、そうでした。
失敗したらどうしよう・・・
貯金なくなったらどうしよう・・・
上手くいかなかったらどうしよう・・・
でもね、これって
「今 を生きていない」 んですよね。
今、じゃなくて、まだ見ぬ先の未来に焦点を当て
勝手に不安や心配を持ち出してるだけ。
必要ない！！！
そう、思えるようになったのは母との別れからでした。
私の母は、肺がん で亡くなりました。
母は２０代からガンとの戦いで、28才と60才で闘病しました。
それ以外にも、併発した病気で、人生は病気と二人三脚。
頑張りました。
ここ十年は、すっかり病気もなくなり元気に！
本人も、家族も、安心した平和な日々でした。
しかし、
2013年11月末。
急に腰に痛みを発症。
整骨院、マッサージ、整形外科。
いたる病院に行き検査をしましたが原因不明。
「年だから仕方ないかな」
「痛み止めのんで様子見て」 と・・・。
母は、痛みに耐えられず、段々、食も出来なくなりました。
家族も、どこに連れて行ったらいいか分からなく・・・・。
気持ちだけが焦り、途方にくれる毎日でした。
10日位すぎ、
12月6日（金）
急に、顔がむくみだしたので内科に。
レントゲンの結果、肺に水が溜まっている と。
しかし、その原因を追究しないと処置しても、また繰り返しなので
原因を探しましょう と。
12月7日（土）
血液検査をしましたが原因、分らず・・・
結局、昔ガンセンターに行っていたので念のため
そこでも観てもらうように との診断。
12月9日（月）
そこで、父と三人で病院に行きました。
既に、その時は、食事ができていなかったので一人で歩くことも出来ず
家族に抱えられながら・・・
緊急検査へ。
朝、8時30に病院へ行き、10時に検査結果が。
隣の部屋から先生が電話している声がきこえてきて・・・
「〇〇先生、今、患者さんのレントゲン見れますか？
この患者さん肺がんですよね？
名前は・・・・」
それは、母の名前でした。。。。
父と、目を合わせ、ただ茫然とするのみ。
信じられませんでした。
また、ガン・・・。
もう、お母さんに言えない。
辛すぎて、酷すぎで。。。
そして、先生から説明があり。
「肺がんです。余命一か月ありません。今年乗り越えられないでしょう。
最悪、2～3日です。会わせたい人を至急よんでください」
先生の言っている事が理解できず、
私は、大声で泣くだけでした。
もう、何も手は尽くせない。
ひとまず、入院し、肺の水を抜くことになりましたが
結局、体力がなく、水も抜けませんでした。
2013年12月9日（月）
その日の夜に、旅立ちました。
家族、親戚に見守られながら眠るように。
７１歳。
ちょっと早すぎる旅立ちを。
一か月も、
2～3日も持たずに・・・・・。
母が亡くなった瞬間、家族全員が分りました。
「これは、最期の、お母さんの愛だ！！」 と。
今まで、入退院の繰り返しで家族に迷惑をかけてきた。
だから、もう迷惑かけたくない。
そう、いつも言っていたのです。
だから、今回は結末が分っているのならば早く逝こう と・・・・。
そして、私は強く感じたのです。
「人間って、朝生きていたのに、夜、死んじゃうんだ・・・。
夜の事さえ分らないのに、
将来の不安とか、心配なんて無駄だ！！！
命あることは奇跡。
今日という日を、めいいっぱい楽しんで生きる
それが、未来を作るんだ」
お母さんから頂いたこの命を、めいいっぱい生きる。
人は楽しむプロセスを味わう為に生きているんだから
そんな事を、再び強く感じた昨日の月命日でした。
皆さんは日々、心配や不安で頭をいっぱいにしていませんか？
同じ一日過ごすなら、不安 と 楽しさ とどちらがいいですか？
この時代に生まれたこと、
この日本という国にうまれたこと、
それだけでも幸せ。
毎日を、思いっきり楽しんでいきましょうね～
Have a nice day