博報堂DYメディアパートナーズ、CM中も番組コンテンツを中断しないテレビ広告手法を開発

●「プレイオン・アド」
2010年1月1日放送

　博報堂DYメディアパートナーズは、CM中も番組コンテンツを

中断しない広告手法「プレイオン・アド」を開発したそうです。

「『プレイオン・アド』は、バーチャル映像合成技術を活用するこ

とにより、スポーツ中継などの生中継映像をCMによって中断

させること無く、そのまま継続して視聴することを可能にしたテ

レビ広告手法です」（リリースより）とのこと。
　ブルーバックを使うことで、番組の本編から広告、再び本編に

戻る展開を番組本編の映像が途切れるずに行なえるのが売り。

昔、「CMの間にトイレに行って」とうっかり言ってしまったタレン

トがいましたが、そういうのはなくなるわけですな。「視聴者にと

っては、CM放送中でもスポーツの生中継など試合の展開を視

聴することが可能になり、バーチャル映像合成技術を活用した

オリジナルCMも含めてコンテンツを楽しむことが出来ます。また、

広告主にとっては、CMのザッピングを防ぎ、インパクトのあるオ

リジナルCMを視聴者に提供できるため、高い広告効果が期待

できる手法となっています」（リリースより）。でも、NHKのスポー

ツ中継とか屋外広告がずっと映ってるから実質変わらないよう

な気もしますけど……。
　2010年1月1日にTBS系で8:30～14：30に放送される「ヤマザ

キ新春スポーツスペシャルニューイヤー駅伝2010」でプレイオン

・アドが実施されるそうです。提供はソフトバンクモバイル。上の

チャートを見ると、提供スポンサーのテロップが流れる時間とあ

んまり違わないような気もしますけど。ま、当日見てみます。