Anker Soundcore3の周波数応答特性をpythonプログラムで測定してみた | グラ山ギターのブログ

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毎週健康のために山登りをしています。低い山ばかりですが播磨の山々は岩山が多く景観がすばらしい所が多いです。山頂などで演奏しています。 井上陽水のカバーが多いです。
暑い時期は山登りは控えています。

知り合いの人が5000円程度で音の良いbluetoothスピーカーが欲しいので探してもらえないかとの依頼があり、youtubeで空気録音の良かったAnker Soundcore3を選定した。


早速購入してもらい(Amazon Black Friedayで5000円弱)、周波数応答特性を測定した。
Win10でサウンド設定で出力をSoundcore3(stereo)にし、マイク入力をAKG C44-USB Microphoneに設定。Soudcoreのプロパティは44.1kHz16bitしかサポートしていないでそれを選び、マイクのプロパティは88.2kHz24bitに設定した。

 

アプリ | My Site (takahama-labo.com)

から、8001_distortion_analyzer.zipをダウンロードして、解凍して8001_distortion_analyzer.exeを実行する。

 

詳細の使用方法は、https://youtu.be/dMSGcQnOARA 「インパクトサウンド周波数応答特性の無料測定プログラムの入手と使い方解説」を見てください。
 

測定結果、
Soundcore3

DAISO Bluetooth speaker 1000円

大きな違いとしては、

1)低域特性は、Soundcore3が70Hzまで伸びているのに対して、DAISO 1000円は100Hzまでで、350Hzでピーキィな特性となっている。

2)高域特性は、Soundcore3が12kHz付近でピーキィなるも位相特性の暴れが少なくギターやピアノなどの生楽器の再生音が良い。DAISO 1000円は特性の暴れが多く少し濁った感じの平坦な音になっていた。

 

SOundcore3はこんな小さなボディ(175mm幅)で重低音を楽しめるコストパーフォンマンスの高いスピーカーだ。

中華製ではあるが、お勧めです。