吹奏楽でもオーケストラでも、なにかの団体に属して演奏するということは、必ず役割がありますよね。そしてそれにともなう責任もある。でも、だからこそのやりがいがあるし、よろこびも感じられるのだと思うのです。
こんばんは。
トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。
やりたいからやっているのだけれど…
みなさんは、なぜ、なんのために楽器を演奏していますか。
楽器を演奏することって…
なにかに強制されてやることではないし、義務にかられてやることでもない。
自分がやりたくて、自分の意思で選んだことですよね。
そこは、押さえておくべき大切なポイント。
でもね、
なら、自分の気分で好きにやっていていいのかというと、さて、どうでしょうか。
ずっと独りで演奏しているのなら、それでいいかもしれません。
でもね、誰かと演奏したりなにかの団体に属して演奏するのであれば、
好き勝手に気分でやっていればいいというわけにはいきませんよね。
役割と責任
楽器の演奏に限らないと思いますが、
誰かと共同作業するときやなにかの団体に属しているときに必ず存在するもの…
役割と、それにともなう責任。
これをひとりひとりが果たすことによって、その団体は成り立っているのですよね。
役割とはなんでしょうか。
たとえば、まずは与えられた楽譜をちゃんと演奏するという役割。
スコアに書かれたそれぞれの楽器たちがそれを果たすことによって、演奏は成り立つ。
もちろんそれだけではなくて、その上で、アンサンブルし合うという役割もあるでしょう。
そうして協調し合うことによって、調和した演奏が出来る。
また、たとえば学校バンドであれば、後輩を教えるという役割もあるかもしれません。
そういう、演奏以外の役割があることもあるかもしれませんね。
役割がなかったら
もし、そういう役割や責任がなんにもなかったら…
つまり、どんな団体にも属さず、誰にも聴いてもらえず、なにも必要ともされず、
ただ、独りで楽器を奏でているだけだったら…
それはそれは気楽でのんびりしていて自由だと思います。
そういうのが好きだからずっと独りで演奏しているという人もいるかもしれません。
ステージなどというところにも行かず、誰かと合わせることもせず…
そういうスタイルもいいと思います。でも、
誰かと一緒に奏でる、合奏に入るということとくらべたら、どうでしょうか。
独りで奏でていてもよろこびはないとはいいませんが、
それを楽しいと感じる人って、きっとそう多くはないと思うのです。
役割を与えられて、それにともなう責任もあって、それを果たす義務がある、
だからこそのやりがいがあって、よろこびがあるものだと思うのです。
もちろん、人それぞれなのですが…
義務に駆られて
でもだからといって、義務に駆られて演奏するのでしょうか。
たとえば…
自分がちゃんと演奏できなかったらみんなに『迷惑』がかかるから、だから練習する?
それもね、ちょっと違うようにも思うのです。
上手いやつだけが集まれば、いいバンドが出来る?
出来ない人間がいると迷惑だ?
みんなで一緒に向上していくこと、手を取り合って伸びていくこと、
そうなれるように努めることも、『役割』だと思うのです。
学校バンドは特にね。
最初は誰でもヘタだったのですから…
そして、義務で音楽を始めたわけではない。
もし、それしかないのであれば、それは、なにかを忘れているから。
人との関わりのなかで
きっと人はみな、自分の意思で選んで、日々を生きている。
音楽や合奏に限らず、いろいろな団体やグループや組織に属して暮らしていますよね。
そうしてそこでいろいろな人との関わりの中に、身を置いている。
そうすると必ず、そこには役割があって、それにともなう責任がある。
ひとり残らず、それはきっと誰にも与えられている。
でも、だからこそのやりがいもあるし、よろこびもある。
合奏って、社会の縮図なのではないかと思うことがあります。
さて、みなさんは、自分の役割によろこびを感じていますか。
と、ここまで書いたところで過去記事を検索してみたら…
1ヶ月ほど前にほとんど同じような記事を書いていましたね…
まったくおぼえておりません(汗)

