独立 | フクロウのひとりごと

フクロウのひとりごと

愛知県在住のトロンボーン吹き、作編曲家、吹奏楽指導者。
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人ってみんな多かれ少なかれ、いろいろな組織やグループ、コミュニティに属して生きていますよね。そこからいろいろな影響を受けて、依存したり、自分を出さず大勢に合わせておけばと思うこともあるかもしれません。

こんばんは。
トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。

 


 

 

  合わせること

 

突然ですが…
合奏やアンサンブルで、合わせることは自分を出さないこと?
そうではないということを、このブログでは再三書いてきたように思います。
これ、コミュニティでもきっと同じだと思うのですよね。
まわりと合わせてうまくやっていくことは、自分を出さない、自分を持たないこと?
みなさんはどう思われますか。
これ、違うと思うのです。
うまくやっていくにはまず、理解する、わかるということが必要ですよね。
それは、ほんとうの意味で自分を持っているからこそ出来ることだと思うのです。
 

 

  歯車

 

これとは反対の考え方もあります。たとえば…
大人になることは、社会の歯車になることだ、というような考え方。
個性をなくし、歯車として機能する人間をつくることが教育なのだという考え方。
そういう考え方を持つ人って、自分もそう育てられた人なのだろうなと思うのですよね…
でも、ほんとうは、歯車なんて要らないのです。
考えたり、判断したり、意思を持ったり、そういうことの出来るひとりひとり、
それが、これからますます求められるようになってくるのではないかと思うのです。
だって、ただ言う通りに動くだけの歯車なら、コンピューターでいいではないですか。
AIだって発達しているし、歯車人間の居場所なんて、これからますますなくなっていく…
 

 

  独裁

 

ところが世の中には、歯車のほうが都合がいい人間もいます。
それはどういう人なのかというと…
独裁者。
独裁をするためには、なんにも考えないで言いなりになる人間ばかりの方がいい。
そういう人間の支配するコミュニティは、歯車を求めようとするのだと思うのです。
だから、歯車を作ろうとする人間は、ただの独裁者かもしれません。
そしてそういう組織は、独裁組織なのかもしれません。さらに…
そういうコミュニティは時に暴走を起こしますよね。
世界を見てみても…
その暴走を止めることが出来るのは…、ひとりひとりの人間だと思うのです。
 

 

  正すもの

 

ところで、たとえば軍隊は、そこに属する兵隊は、歯車であるべきなのでしょうか。
答えは「いいえ」です。ある元幹部自衛官の方が言われていたのですが…
上官の命令や判断が間違っているのなら、それを正すのも下の者の役目なのだと。
でないと、命に関わりますからね。
組織は大きくなればなるほど、間違う可能性をはらむもののように見えませんか。
たとえば、企業の不正や国の侵略なんかがそうですよね。
そんなに大きなものでなくとも、小さなものもたくさんあるのではないでしょうか。
では、そういうものを防いだり正したりすることが出来るものって何でしょう。それは…
そこに属する人間ひとりひとりの意思ですよね。
それしかありません。
そのためにも…
 

 

  独立

 

人はみな、いろいろな組織やコミュニティに属して生きている。でも、
そんなひとりひとりの精神は、その組織から独立している必要がある…
ただの従属ではなく、人は意思を持って、そこに集っているのです。
それが、そのコミュニティや社会が健全に動いていくための唯一の方法…
精神的独立、それは社会のためにも、そして自分自身のためにも大切なこと。
そんなふうに思うのです。

さて、みなさんはどう思われますか。