先日関東地方を台風が襲いましたよね。それに伴い、新幹線などは前もって計画運休しました。すると、いるのですよね案の定、「そこまでする必要はあったのか」という批判をする人が…。なんだかなぁ、と思うのです。
こんばんは。
トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。
批判
冒頭に書いたような批判、いくつか目にしました。でも、どの批判も、
計画運休を判断した人たちよりも深い思慮によるもののようには思えませんでした。
では、いったいなんのために、そんな浅薄な批判をするのでしょうか。
なかには批判することが目的の(ように見える)批判って、ありますよね。
その対象をなんとか貶めるためだけの目的でおこなわれる批判、揚げ足取り…
政治の世界なんかを見ていると、たくさん見られますよね。
でも、そういうものって結局、なんにも生み出さないムダで邪魔なもの…
そんなふうに思えるのです。
心がけていること
ここで、このブログを毎日書くにあたって心がけていることを少し書いてみますね。
ひとつは、批判だけで終わらないようにしようということ。
ここまで書いてきて、もしここで終わったなら、批判だけで終わってしまいますね…
もちろん、なんらかの考えや意見、思うことは書きます。当然ですよね。
たとえ、それに対して一定数の潜在的な反対があったとしても、です。
そして、マイナスで終わらず、プラスの提案や投げかけが出来たらいいな、と思うのです。
さらに、問題提起や考えを促すきっかけになったらいいな、とも思っているのです。
もちろん、出来ているかどうかは別として…
発想の出発点
なにかの意見や考えをあらわすときに、その発想の出発点、根っこってありますよね。
動機といってもいいかもしれません。
たとえば…
- 特定の対象を貶めたい
- 不満やコンプレックス
- なにかに対する反発(たとえば力の強いものへの)
- 自分の考えを発信したい(自己顕示)
- 自分の信条への執着
- 気づきをもたらしたい
- 世の中が良くなったらいい(変化を促したい)
まだまだあるかもしれません。
みなさんは、どんな動機を出発点として発信することが多いですか。
伝わり方
どんな動機がその根っこにあるのかによって、もちろん伝わり方って変わりますよね。
ただ特定の対象を貶めるだけの目的で発信しても、きっと人の心は動かない…
不満やコンプレックスをぶちまけるだけでは、ただのマイナスのエネルギー。
でも、たとえばそれを克服する知恵を考察する発信なら…
自分の考えや信条を発信するのにしても、そこにどんな動機があるのか、
どんなエネルギーでどんなふうに昇華するのか、あるいはしないのか…
そういうものって、受け手には完全に見えてしまうものなのだと思うのです。そして、
それによってどんなエネルギーがどんなふうに伝わるのか、どう受け止められるのか、
それは、大きく左右されてくるものだと思うのです。
プラスのエネルギーを
どうせ発信するのなら、プラスのエネルギーがいい、そんなふうに思うのです。
たとえば誰かにアドバイスする時も、
「ここがダメ」、「それはダメ」、「だからよくない」…
そんな単なるダメ出しや批判ではなく(これでは役立ちませんよね…)、
「もっとこんなふうにしてみたら」、「こんなことを意識してみたら」…
そんな、前向きで建設的な『提案』になったらいいと思うのです。
なにかを発信するとき、そこにどんな動機があるのか、どんなエネルギーで発信するのか、
その、根っこに注目してみる。
これ、とても大切なのではないかと思うのです。
さて、あなたはどんな動機で発信していますか。