言葉や文章のこだわり | フクロウのひとりごと

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愛知県在住のトロンボーン吹き、作編曲家、吹奏楽指導者。
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みなさんは言葉や文章の癖やこだわりってありますか。これ、ないと思っていても、誰でもなにかあるものだと思うのです。意識していること、していないこと…。きょうは自分の文体やこだわりについて書いてみますね。

こんばんは。
トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。

 


 

 

  漢字ひらがな

 

日本語を書くとき、漢字ってもちろん使いますよね。
どれを漢字で書いて、どれをひらがなで書くのか、これって印象に影響しますよね。
ぼくがひらがなで書くことにしている単語は…、『ぼく』とか『きょう』とか…
ほかにも、ここまで書いてきた文章を見ていただくとわかりますよね。あえての、ひらがな。
どちらかというと、ひらがな多めかもしれません。
ひらがなの、やわらかい感じを大切にしたいのですよね。
たとえば江國香織さんの文体とか、いいな、と思っているのです。最近読んでいませんけど…
あっ、「自分が書けない漢字は使わない」と言われた方もおられましたね。
 

 

  センテンス

 

これはどんな文章なのかにもよりますけど…
文章の長さ。
たとえばブログなど、ちょっとフランクな文章の場合なら、ワンセンテンスは1行以内…
そんなふうに思っています。
長くても50~60文字程度におさまるように、と思って書いていますね。
ワンセンテンスが長いと読んでいて疲れますし、理解するのが難しくなってしまいます。
以前、とあるところで、うっかり長ーいセンテンスを書いたら…
「息が苦しくなる」と言われてしまいました(汗)
みなさんも気をつけましょう。
 

 

  句読点

 

句読点のつけ方も、文章の印象や読みやすさを左右しますよね。
どうだろう、なにかこだわりは…
こだわっているわけではありませんが、ワンセンテンスに1つは『、』を入れるようにしてます。
短いものは別として。
どういう基準で『、』を入れているのだろう…
分析してみようと思ったのですが、もう『感覚』としか言いようがないですね。
まっ、『息つぎ』ですからね。自然な範囲で入れていると思います。
音楽のフレーズと同じですね。

あとは…、文末に『…』が多めかもしれません。
どういう意味で使っているんだろう…(また使った笑)
思考だったり余韻だったりするのかもしれません。
『…』のあとに『、』がついたり『。』がついたり何もつかなかったり…
これも、なんとなくこだわりがあるみたいなのですが…
どなたか分析してみませんか、福見吉朗の文体研究(自分でやりなさい笑)。
 

 

  疑問型

 

もしかしたら多く使う言葉…
『思うのです』
これ、『思います』とどう使い分けているのでしょうか。
もう無意識なのですが、『思います』より『思うのです』のほうが、よりやわらかいですかね…
『です』とか『なのです』とかの『言い切り型』って、もしかしたら少ないかも…
なにしろ、きっと『のです』多めですね。
このあたりについては、また違う記事で書いてみようと思っています。
それから、疑問型。『どう思われますか』が多いと思います。
これ、意識しています。
別に、これに対して答えてほしいとか教えてほしいとかいうことではないのです。
考える、意識を向けるきっかけになったらいいな、という思いがあるのです。
なにかの考え方を押しつけるのではなく、そのことについて考えるきっかけをつくりたい…
ブログ記事の最後は毎回疑問型で終わりますよね。
これ、こだわっています。
 

 

  無意識の癖

 

意識すること、しないこと、言葉や文章についてのこだわりって、きっとみんないろいろある。
もう『癖』になってしまっているものだと思うのです。
前に書きましたっけ、文章は脊髄が書いている、って…
楽譜は頭脳と精神と感性が書いているけれど、文章は脊髄が書いている…
それくらい、もう反射運動なのです。
ぼくの脊髄の中にはどんな癖やこだわりが入っているのだろう…

みなさんは、言葉や文章のこだわり、どんなことがありますか。