自分の感覚を信じるということ | フクロウのひとりごと

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愛知県在住のトロンボーン吹き、作編曲家、吹奏楽指導者。
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ものごとを判断する時、あなたが基準にしていることは何ですか。自分の感覚や感性?ほんとにそうでしょうか。ラベルや世間の評判、誰かが言ったことやガイドブックの評価、そういうものでばかり判断していませんか。

こんばんは。
トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。

 


 

 

  ラベル

 

先日書いた記事…

 


この中で、経歴や肩書き、ラベルで人を判断して見下す人の話を書きました。
この話からもわかるとおり、人は表書きや世間の評判なんかに惑わされがちなものです。
権威ある人が「良い」と言ったものは、無条件で良いものだろうと思い込む。
無思考に、まわりに流される。
とかく、そうなりがちですよね。
でも、それって…

 

  なぜ?

 

なぜ、人は流されるのか。流されて、それを疑いもしないのか。
なぜだと思われますか。それは…
そのほうがラクだからですよね。
そして、責任もない。
だって、自分で判断したのではないから。
責任から逃れているのではなくて、責任を放棄しているのですよね。
そして人は、人と違う判断をすることを恐れるのです。
だから、無思考に、ただ流される。
みなさんは、そんなことはないですか。
誰しもあると思うのです。ぼくも含めて。
 

 

  自分の感覚を信じる

 

自分は、どう思うのか、どう感じるのか…
それを見つける。それを信じる。
結局は、そこからしか始まらないのです。
自分の判断、自分の感性、それを大切にする。
それは、頑なになるのとは違います。
頑なになる人は、むしろ自分を信じていない人です。
ほんとうに自分を、自分の感覚や感性を信じている人は、多様な感性を受け入れられる。
すると、視界が開ける。
 

 

  疑いを持って

 

世間の評判、ラベルや肩書き、誰かが言ったこと…
そういうものを、鵜呑みにしない。
ある意味、疑いを持って見る。違うかもしれない…
なにと違うのか、それは、自分の感性と、ですね。
自分の感覚、自分の感性とは違うかもしれないのです。
そして大切なことは…
正解は、決してひとつではないということ。
むしろ、正解などないことの方が世の中には多いのではないでしょうか。
 

 

  人はひとりひとり違うもの

 

人は、ひとりひとり違うものです。
誰かが美しいと言ったものを、あなたはそう感じないかもしれない。
誰も見向きもしないものを、あなたは美しいと感じるかもしれない。
それでいいのです。
人と違って当たり前なのですから。
そのことを認める。
人と同じでなければならない、大勢と同じでなければならないなどと思うことは、とても愚かです。
正解は、人の数だけある。

さて、あなたは自分の判断、自分の正解、信じていますか。