4スタンス理論体験講座 | フクロウのひとりごと

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きょうは、大阪から山崎恒太郎先生をお招きして、音楽ユニオン中部地方本部主催の4スタンス理論体験講座がおこなわれました。ぼくも楽器を持って受講してきましたので、その様子や感想などを書いていってみますね。

 

こんばんは。

トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。

 

講座がおこなわれた名古屋市の演劇練習館アクテノン

 

 

  4スタンス理論

 

4スタンス理論は、1月にも別の講座を受けに行ってきました。

その様子はこのブログにも書きましたね。

みなさん4スタンス理論ってご存知ですか。

東京や大阪には先生がけっこうおられるようなのですが、

名古屋、中部圏ではまだまだ知られていないように感じます。

今回、山崎先生も大阪から来ていただきました。

 

 

  リポーズ

 

4スタンス理論というと、タイプ分け理論みたいに思われる方もおられるかもしれません。

それもあるとは思うのですが、ほんとうに大切なことはむしろ、そこではないと思うのです。

今回の講座も、立ち方や座り方、安定軸、動作軸を整えることに時間が割かれました。

といっても、単なる姿勢の理論でもないと思うのです。

立ち方、重心や支え方(というのでしょうか)を整えると、身体が安定する。

呼吸もとてもらくに自然になる。

その変化、けっこう大きな変化を実感しました。

重心の上に乗る、というのでしょうか(詳しくは習ってください)。

ずっと前に、『野口体操』というのを習ったのですが、それとどこか共通するものを感じます。

重力に逆らわず立つ、というのでしょうか。

これが出来るとほんとうに変わります。呼吸や安定性…

 

 

  4つのタイプ

 

4スタンス理論というのは、『REASH理論』といわれるものの中の一部なのだそうです。

動作をおこなう上での安定性を実現するためのものが、REASH理論。

立ち方、座り方、それが整うことで安定性がずいぶん変わるのですね。

そして、軸を整えていく。

それから、4つのタイプの話になっていく。

 

ぼくは事前の自己診断で、B1パラレルかな、と思っていたのです。

なにしろ自己診断。違うかもしれないな、とは思っていました。が、

そのとおり。B1でした。

 

 

  タイプの違い

 

いろいろなエクササイズをやっていく中で、

「えっ、そういう人もいるの?」という発見?が、やっぱりあるのですね。

自分の動き方が『普通』だと思っていて、人間はみんなそうだと思っていたことが、

じつは、そうではない。それとは違う動きの人もいる。

吹奏楽指導をしていて、こんなふうに教えていたけど、そうじゃない人もいるのね!

ということもあるのです(たとえばホルンの右手の形とか…)。

それどころか、指揮を見て音を出す、その反応の仕方まで、タイプによって違っていたり…

こうなってくると、じゃあどんなふうに指揮を振ったらいいのか、なんだか考えてしまいます。

自分の普通が、ほかの人の普通とは限らないということを思い知りますね。

 

 

  先天的なもの

 

この、タイプの違い、先天的なものなのだそうです。

たとえ一卵性双生児であっても、別のタイプだということもありうるのだそうです。

きょうの講座、受講生にすべてのタイプの人がいたので、いろいろわかって面白かったですね。

でも4スタンスって、「このタイプだからこうしなければならない」という話ではなく、

自分の自然な動きが出来るように軸やポイントを整えていく、ということなのですね。

そしてその変化、決して小さくはないです。

興味ある方がおられたら、また講座を計画できれば、と思っています。

 

さて、あなたも受けてみませんか。