なんのために… | フクロウのひとりごと

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愛知県在住のトロンボーン吹き、作編曲家、吹奏楽指導者。
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『一体なんのために、こんなことをしているのだろうか…』、そんなふうに思ったことってありませんか。

意味も意義も見いだせなくなってしまうとき…。そして、モチベーションが枯渇してしまうとき…。でも…

 

こんばんは。

トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。

 

 

 

  一体なんのために

 

たとえば、このブログ。

一体なんのために、こんなに毎日書いているのだろう…

だれかの役に立っているのか…

自分のプラスになっているのか…

なにが残るというのか…

ブログに限らず、いろいろなこと、たとえば楽器をやっていることや、

学校や仕事に行くことや、

勉強することや、音楽することや、なにかの組織に属することや…

いろいろなことが、『一体なんのために…』ってなること。

みなさんはありませんか。

ぼくは、あります。

そして、どうにもエネルギーが出ないこと…

 

 

  なぜやっているのか

 

人はなぜ、なにかを為すのか…

誰かの役に立つため?

誰かに認めてもらうため?

自分の楽しみのため?

お金になるから?

自分のためになるから?

始めたから?

終わらせたくないから?

それが存在意義だから?

なんとなく?

歴史を刻むため?

自分も与えられたから?

なぜだかわからないけど?

なぜ、やっているのでしょうか。

 

 

  始めてしまうと

 

ふとしたことで、意味を見いだせなくなったとしても、

どうしても、エネルギーが湧いてこなかったとしても、

まず、「えいやっ」と始めてしまうと、熱中したり楽しかったり没頭できたりする。

そんな経験って、ないですか。

エネルギーが必要なのは始めるまでで、始まってしまえば自然に転がっていく、みたいな…

だから、意味なんか考えないで、なんにも考えないで、とにかく始めてしまう。

これがよかったりすることもありますよね。

そんなこと、ないですか。

 

 

  意味なんているのか

 

そもそも、なにかをやるのに、『なんのため』なんて、いるのでしょうか。

先日、セロニアス・モンクのドキュメンタリー映画、『MONK』を観てきました。

ほんとうに本能の赴くままに音楽している、モンクのことをそんなふうに思いました。

彼は、たとえばジャズをやるのに、『なんのため』なんて考えるだろうか…

そんなこと、きっと考えないでしょうね。

意味なんて、いるの?

 

 

  大いなるムダ?

 

あらゆることに、意味を求めていたら…

そんなことをどんどん突き詰めていくと、しまいには、

『一体なんのために生きているんだろう…』っていうことになると思うのです。

生きるのにも、意味が必要?

なにか意味があるのかもしれないし、ないのかもしれない。

あらゆることは、大いなるムダなのかもしれない。いい意味で、ね。

無駄を楽しむ、そういう感覚も、時に大切なのかもしれません。

そして、意味なんて、その只中にいる時にはわからないものなのかもしれません。

 

さて、あなたは意味を求める人ですか。