実社会とネット社会 | フクロウのひとりごと

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愛知県在住のトロンボーン吹き、作編曲家、吹奏楽指導者。
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みなさん、たとえば学校や仕事場に行って仲間と会ったらあいさつをしますよね。そして、たとえば、

初めて会った人と話をするときには、どんなふうにするでしょうか。それでは、ネットやSNSでは…

 

こんばんは。

トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。

 

 

 

  実社会では

 

実社会での生活を考えてみてください。

学校に行って、仕事場に行って、また、どこかで誰かと会ったら…

まず、あいさつしますよね。

なにか言葉を交わして、お互いの存在を認め認識し合って、それによって、

なめらかに平和的に、いろいろなやり取りや仕事が進んでいくようにしますよね。

また、初対面の人となにかを一緒に進めていく時にもまず、

あいさつって必須でしょ。

話す内容や言葉づかいなどにも心を使いますよね。

さて、それでは…

 

 

  ネットの世界では

 

ネット、メールやSNSではどうでしょう。

実社会と変わらないコミュニケーションをしている人もいるでしょう。でも、

スマホやパソコンを通した世界になると、実社会とは全然変わる人もいるかもしれませんね。

あなたはどうですか。

なかには、『この人は一体どういう人間なのだろう…』と思うような人も…

たとえば…

 

 

  欠落

 

面識ない人への質問メールに、あいさつひとつない、とか…

なかば日本語として成り立っていないような文面でなにかを書いてくる、とか…

ネットやSNSだといきなり言葉が乱暴になる人とか…

言葉が足らなくて何を言っているのか判然としない文章とか…

そういうの、少なくない気がするのです。

なにかが欠落しているとしか思えないような人…

もう、例文として掲載してみたくすらなります。

インターネットの悪しきところです。

極端に常軌を逸していないものにはちゃんと反応するようにはしているのですが…

みなさんは、そういうことを感じたことはないですか。

でも、なぜ、こんなことになるのでしょうか。

 

 

  顔が見えないと

 

もしかしたら、相手の顔が見えないと、なにかが麻痺してしまうのかもしれませんね。

自分の頭の中だけでものごとが完結してしまっていて、伝わっているつもりになっている、とか…

もしかしたら、そもそも普段の日常会話も、めちゃくちゃなのかもしれません。

それとも、『どうせどこの誰かもわからないんだし…』と思っているのでしょうか。

『旅の恥はかき捨て』と同じような感覚なのかもしれませんね。

あるいは、『人と人とのコミュニケーション』だという意識がないのでしょうか。

だとしたら、ほんとうに困った人たちだと思います。

『ネチケット』という言葉はもう死語なのでしょうかね…

現在においてもとても大切なことのように思うのですがね。

そんなことにならないように、ぼくも気をつけよう…

 

 

  人と人とのコミュニケーション

 

実社会でも、ネットでも、人と人とのコミュニケーションであることに何の変わりもありません。

顔が見えないから、得体が知れないから、会うわけじゃないから…

関係ありませんよね。

そして、身を隠さなければモノが言えないなんてのは最低です。

また、そんな発信は無価値ですね。

尤も、実社会にもひどい人はいますが…

 

ありきたりな言い方ですが…

実社会でもネットでも、そのコミュニケーションの向こうには、血の通った人間がいる。

初対面のようにていねいに、毎日会う人のように大切に、

そんなふうにコミュニケーション出来たらいいな、と思います。

実社会でも、ネットでも。

 

さて、あなたはどんなふうにコミュニケーションしていますか。