練習たくさんやりさえすれば!? | フクロウのひとりごと

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愛知県在住のトロンボーン吹き、作編曲家、吹奏楽指導者。
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楽器をされるみなさん、練習の『量』と『質』、どちらが、より大切だと思いますか。

たくさん練習しさえすれば上手くなれるのでしょうか。
 
こんばんは。
トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。
 
 
 
腱鞘炎になるまで!?
 
『腱鞘炎になるまで練習しないと上手くなれない
Twitterにも書いたのですが、こんなことを言う先生がいるそうですね。
腱鞘炎になるまで? くちびるが切れるまで?
そんな練習したら、潰れてしまいます。
まさか、あなたの先生はこんなこと言わないでしょうね!?
練習って、量が大切だと思いますか?
たくさんするのがいいの?
 
 
ラーメンのスープが…
 
じつは歯並びが悪いんで、トロンボーンをたくさん吹くと、くちびるの裏側が切れるのです。
以前、ラーメンを食べに行ってスープをすすったら、
くちびるの切れたところに思いっきり滲みて『痛ぇっ!!』ってなったことがあります(T_T)
昔からそうなのです。コンスタントに毎日5時間なんて吹けない人です…
ウルトラマンのカラータイマーみたいですね。知ってますか?
しかも、限度を超えたことは次の日になって判明するのです。
『しまった!』ってなる。
 
 
 
量と質 
 
学生の頃、そんなふうにくちびるを切ってレッスンに行って、
「たくさん練習できません。どうしたらいいでしょうか」って先生に訊いたことがあります。
「練習の内容ややり方を考えようよ」と言われました。当然ですよね。
練習しても練習してもなかなか上手くなれず悩んでいた時、ある人に、
「練習しても上手くならないのは、やり方が悪いんだよ」と言われてとても悔しかったことがあります。
でも、その通りなんですよね。
練習しても上手くならないのは、やり方が悪いのです。
なのに、ただ練習しているっていうだけで、どこか安心しているみたいなところがあった…
 
 
上手いヤツが勝ち
 
高校の頃、吹奏楽部、すごいまじめに練習してるのに、なかなか上手くならない子がいました。
逆に、明らかにその子より練習してないのに、ソツなく吹いちゃう子もいました。
どっちがエラいっていう話ではないですし勝ち負けでもないのですが、でも、
やっぱり、上手いヤツの勝ちなんですよね。上手い方がいいのです。
練習するけど下手なのと、練習しないけど上手いのと、絶対あとの方がいいでしょ。
いろんな要素があるのだし、一概にくらべたり出来るものでもないのですが、でも、
要領よく、いい練習をして上手くなるのなら、絶対その方がいいですよね。
 
 
 
たくさん練習しないと?
 
去年、『ヴェノーヴァ』というシングルリードの管楽器を買って、ちょうど1年くらいになります。
C管のソプラノサックス?で、ホンモノのソプラノサックスより上下に3度音域が少ない楽器です。
リード楽器初体験のぼくは、最初まったく音を出すことが出来ませんでした。
で、買ってどうしたかというと…
月に1回くらい、たまーに思い出したように組み立てて、5分くらい吹いてみるだけ。
1年間のトータルで、きっと1時間も吹いていないでしょう。
でも、今はちゃんと2オクターブの全音域を鳴らすことができますよ!
1年間、トータルで1時間も練習しなくても、全音域制覇できるのです。次元は低いですが…
1ヶ月空いても忘れてないし、それどころか、前より上手くなってる! 練習してないのに…
上手くなるってどういうことなんでしょうね…、なにが変化したんだろう…
 
 
やっぱり量より質
 
やっぱり、量より質なんです。
なんにも考えず、ただ、のべつまくなく吹き続けるような練習なんて、きっとムダですよね。
そんなのじゃなくて、もっと意味のある練習をするべきだと思うのです。
特に今、部活動削減の動きなので、ムダな練習をしている時間はないはず。
よく観察して、そして、ちゃんとインターバルも取って。
人間の身体って、音を出していない時におぼえるらしいのです。
『毎日練習しないと…』ではなくて、たまにはお休みするのもリセットされていいと思うのです。
それに、練習の『量』を増やそうと思っても、質が悪かったら増やせないですよね。
練習の質。なにをやるのか、も大切ですが、『いかにやるのか』は、もっと大切です。
 
さて、質のいい練習、してますか。