昨日、今年の課題曲の楽譜がまた送られてきました。
ていねいなお詫びの文章が添えられていました。
こんばんは。
トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。
課題曲の楽譜が
今年の課題曲のスコア、昨日また送られてきて、2冊になりました。
曲に添えられたコメントの中に不適切な文言があったので、作り直したのだそう。
あそこの文章以外に変わったところはないのでしょうか…
今年の課題曲、ちょっと事情があって、まだ細部まで見ていないのです。
今月中には見ます。
で、古いスコアは廃棄していただければ幸い、と書き添えられています。
楽譜を廃棄するなんて…
楽譜を捨てるなんて
楽譜って、捨てられない人なんですよね。
もう使うことはないだろうと思われる楽譜も、みんな取っておいてあります。どこかにはある。
コンピューターの中からプリントした楽譜は不要になったら捨ててしまいますが、
(データはコンピューターの中にあるのだから…)
それ以外は捨てない人です。
それでもなくなることはある。
誰かに貸したまま帰ってこなかったり、霧散してしまったり…。
2度と再現できないオリジナル曲とかあります。誰だ持っていったのは!?
楽譜に間違いは
にしても、課題曲の楽譜が再印刷される…。初めてではないですか。
いや、これまでにも、ある版からは間違いが直っている、というのはありました。
でも今回は、いわばリコールと同じわけですものね…。
楽譜に間違いがあっても、ここまでされたことはないですよね。
そもそも、楽譜って間違いがあるものです。
ひとつも間違いがない楽譜って、少ないのではないでしょうか。
でも間違いがあったとしても、たいてい、訂正が発表されるだけです。
今回は、単なる間違いでは済まない問題だと連盟は捉えている、ということなのでしょうね。
コメントの言いたかったこと
たしかに、言葉の使い方に問題があった(と感じた人もいた)のかもしれませんが、
差し替え前の件の部分の解説、言いたいことやニュアンスはよくわかるのですよ。
差し替え後の解説、同じところ(エイプリル・リーフのAの旋律の装飾音符)についての文章は、
当たり障りのない書き方で、そこからは作曲者さんのニュアンスは伝わってきません。
あっ、具体的な文言は、ここには引用しません。
そんなに問題なのですね…
再印刷しなければならないほどの問題なのですね…
この件に限らず、世の中に時々あるではないですか。『これがそんなに問題なの!?』ということ…。
教育現場で使われる文章としては問題があった、稚拙であった、とは言えるのかもしれませんね。
言いたいこと、ニュアンスはよくわかるのですけどね…。
「じゃあ、合奏でそのニュアンスを伝えるとしたら、あなたはどうするのですか」と言われますか?
歌って聞かせますね。
テーマとしては
この件については、ことばの使い方の問題なのだと思うのですが、
(この言葉の語源自体は歴史あるちゃんとしたものなのですよ)
ほかにも、曲のテーマ自体が、教育現場ではどうなの!? というものも少なくないですよね。
たとえばオペラの曲だったら…
お金欲しさに人々を色で誘惑する話があったり、
生首に口づけする話があったり、
謎が解けなければ打ち首にされる話があったり…
色恋物語もたくさんあるではないですか。
でも、そういうものとも、ちゃんと向き合ってくださいね。決して蓋なんかしないで。
でなければ、その曲を演奏したことにはならないのですから。
今回の件は今回の件として、でも、
清廉なものしか見ないのでは見えてこないモノも、世の中にはたくさんあると思うのです。

