テンポ感,リズム感 | フクロウのひとりごと

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愛知県在住のトロンボーン吹き、作編曲家、吹奏楽指導者。
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質問箱からリズム感についての質問をいただきました。

ツイッターの文字数では書ききれないのでブログに書いてみますね。

 

こんばんは。
トロンボーン吹きで作編曲家,吹奏楽指導者の福見吉朗です。
 

 

こんな質問をいただきました

 

 

リズム,テンポ,慣れないと苦手意識ができちゃったりしますよね。

でも,そんなぼくも,気がつくと,いつの間にか1拍食っちゃっててびっくりすることがあります(゚o゚;;

 

にしても,大喜利ってなんだろ…(^^;

大入り?

 

 

リズムってなんだろう…

 

さて,リズムって,なんだと思いますか?

それぞれ決まった長さを持った音符や休符が連なってできるもの,ですか?

それぞれの音符の長さが,リズムを決めるのでしょうか?

じつはそうではなく…

 

テンポの流れの中でそれぞれの音符や休符が決まった場所に位置してできるもの,です。

テンポの流れ,ビートがあって初めて,リズムは成立するのですね。

テンポの流れの中でのそれぞれの音の位置,これがリズムを決めているのです。

 

 

テンポの流れが大切なんだ

 

まずはテンポの流れが大切です。

テンポが,自分の中にあること。

もちろんビート感や拍子感も大切です。

 

単純に,手拍子しながら歌ってみる練習などもいいでね。

音をなしにして,まずリズムだけでも。

そのときに,手拍子が一定にできることがポイントです。

みんなでやってみましょう。

みんなの手拍子が結果的にそろうことがポイントです。

打楽器も,たたきながらそのリズムを一緒に歌ってみましょう。

リズムが良くなりますよ。

 

 

いろいろなビートを感じよう

 

さて,手拍子は,4分音符でしましたよね。

テンポによっては難しいですが,8分音符の手拍子,すごくゆっくりな曲なら16分音符の手拍子,

逆に,2分音符の手拍子などで歌ってみるのです。

マーチテンポなら8分音符の手拍子できますよ。

今年の課題曲マーチでも,リズムやテンポの乱れる落とし穴ポイント,ありますからね…。

 

この練習の意図するところは,いろいろなビートを感じる,身体に入れることです。

メトロノームを使うのなら,やっぱり普通に4分音符だけじゃなくて,

8分音符にしてやってみたり,4分音符にしてそれを裏拍にしてやってみるのも良いです。

 

 

 

ビートは身体の中に置いておく

 

さて,テンポやいろいろなビートを持っていることは大切なのです。

身体の中の深いどこかにメトロノームがあるのです。

それを育てることが大切なのです。

そして,それは身体の中に置いておくこと。身体の表面に出してこないこと。

つまり,身体を動かしたり楽器を振ったりしてテンポを取らないこと。

それ,逆効果です。演奏にもマイナスになる。

 

メトロノームは身体の深いところに置いておいて,音楽の『流れ』を感じて演奏しましょう。

 

 

拍の裏から入るときは

 

拍の裏から入ること,ありますよね。

たとえば1拍目の裏から入る時…

1拍目のあたまで『うんっ』ってタイミングを取ってしまうと,重くなってしまってうまく入れません。

タイミングを取って入るのではなく,なんにもしないで入る。

ただ,入る前から,お休みのところでも,音楽の流れを感じておく。音楽の流れの中にいること。

これが大切です。

 

ジャズの4ビートやポップスなどで裏拍から入る時は,音楽の種類によりますが,

拍の表の休符のエネルギーをしっかり感じることが大切なこともあります。

 

 

生まれながらに持っている人って…

 

テンポ感,リズム感,生まれながらに持っている人って,おそらくいないと思うのです。

いちばん最初は誰でもきっと,リズム感なんてないと思うのです。

やっていくうちに,身についていくものだと思うのですね。

どうやって身につくのか,大切なことは…

テンポの流れを感じることと,身体の中のビート,メトロノームを育てること。

決してタイミングを合わせることではなくて,自分の中のテンポで演奏することです。

 

音楽の流れ,大切ですよ。