Twitter で Ikko Isimoto さんが、こんなことをつぶやいてみえました。
なんだか、うまいこと言いますね、と思ってしまったのでした(^_^)
Ikko Isimoto@musikko
演奏時無呼吸症候群(笑)
2018年03月03日 22:23
こんばんは。
トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。
演奏時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群はよく知られていますけど、演奏時…
でもこれ、あるんですね。
打楽器や、弦楽器。もちろんピアノでもあるでしょうね。
打楽器の子、見ていると、息を止めてタイミングをはかろうとしています。
息を止めてフレーズを叩ききろうとしています。
そんな子を見つけたら、そっと言います。
「息、してる?」
レースでは…
じつは以前、レーシングカートをやっていたのですが、
タイムアタックのコーナリングの時って、息、止めてるんですよ。
カートに限らず4輪でもフォーミュラでもそうでしょうが、呼吸しながらコーナリングって出来ないんです。
いや、曲がることは出来ますよ。でも、それではタイムは出ないんです。
息を止めて踏ん張っているんですよね。
うん、「走るのはクルマでしょ」とおっしゃいますか?
攻めてみればわかります。
タイムトライアルなんか、「1ラップ息止めてろ」なんて言われます。ムリですが…
だから、直線、ストレートって、休むところ、息継ぎするところなんです。
でも音楽では…
レースの話はそれとして、あれって踏ん張るために息止めてるんです。無意識に、ね。
でも、楽器の演奏に、踏ん張ることって必要でしょうか? なにを踏ん張るの?
そりゃあ時には必要なこともあるかもしれませんが…
息を止めて、動きを止めて、音のタイミングを計る…
やってませんか? よくあるんですよ。
でも、それをやったら、流れは止まってしまいます。
大事な大事な、音楽の流れが…。
音のタイミングって、結果的に合うんです。
そのためには、流れの中にいること、流れを感じていることが大切。
だから、息、しなきゃ。
管楽器でも
管楽器は呼吸をしないと吹けないから、無呼吸症候群はいない?
いやいや、いるように思いますよ。
息を吸いながら、どこかでその動き、止めようとしていたりしませんか。
吹きながら、つまり、息を出しながら、どこかでその動き、止めようとしていたりしませんか。
音のタイミングを狙うために、止まって待っていたりしませんか。
こういうのって、管楽器の、演奏時無呼吸症候群なのではないでしょうか。
一生懸命に止めてしまっている人、ほんとうに多いんですよ。
なぜ、こんなことになるの?
ではなぜ、こういうことが起こるのでしょうか?
原因はいろいろあるのでしょうけど、ひとつには、
「縦の線を合わせて!」って執拗に言われ続けたから、なのかもしれません。
音の出、タイミングって、結果的に合うものなんです。同じ流れの中にいれば。
息を殺してタイミングを計れば、いちばん大切な『流れ』がなくなっちゃう。そんなときは、言います。
「合わせようとしないで!」
でも、染みついた癖ってなかなか手放せなかったりしますね。
「合わなくていいから!」
そのほうが、かえって合ったりします。
それから、管楽器では、
「音が揺れないように!」とか、「しっかりのばして!」って言われ続けた結果なのかもしれません。
揺れるなら、揺らしておきましょう。
流れを感じて、自然な呼吸で。
まずは、そこから。


