フォルテをいい音で | フクロウのひとりごと

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愛知県在住のトロンボーン吹き、作編曲家、吹奏楽指導者。
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じつは半月ほど前から『Sarahah』っていうのをやっていて、たくさん質問をいただくのですが、

中にこんな質問があったので、書いてみました。
 
こんばんは。
トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。
 
 
フォルテできれいな音…
 
 
大きい音出すぞ…
 
大きい音を出したいとき、
『よし、大きい音を出すぞっ!!』って思いすぎると、身体に力が入るのか、うまくいかないです。
気持ちの問題なのか、身体の使い方の問題なのか…
『よっしゃあぁ、やったるでぇ!!』って意識は、マイナスになったりする。
このあたりのさじ加減って、やってるうちにだんだんわかってきます。。
 
 
 
響きが増す
 
大きい音でも平常心で、メゾフォルテとおんなじ感じでいけるといいです。
大きい音は、ボリュームを大きくするっていうより、『響きが増す』と思うといいかもです。
大きくしていくことは、響きが増していくこと。
 
 
息のスピードは
 
大きな音を出すには、息のスピードを上げる、って思っている人、多くないですか?
 
たとえばチューニングのBの音を吹くとしたら、
フォルテで吹いてもピアノで吹いても、息の『スピード』は変わりません。
ここ、大事なポイントです。
音の高さが同じなら、大きくても小さくても、息のスピードは同じなんです。
 
では、なにが変わるのか…
 
 
 
変わるのは息の量
 
息のスピードが同じなら、なにが変わるのか…
それは、『息の量』。
スピードはおんなじなのに、量が変わるということは、息の太さが変わる。
そういうことですよね。
息のスピードは、音の高さによって決まっているんです。変わるのは、息の量。
 
ただ、息の量と音の大きさは完全に比例するのかっていうと、必ずしも、そうとは限らない。
弦楽器の弓の動きを見てみると、使う弓の量(息の量)と音の大きさって、必ずしも比例しないですよね。
でも、基本的には、息をたくさん流すと音が大きくなる、というより、
大きな音を出そうとすると、自然に息は多くなる。
 
 
フォルテとピアノを行ったり来たり
 
こんなこと、吹けますか?
 
 
フォルテとピアノを行ったり来たり。
伸ばしながら、大きくしたり小さくしたり…
意外とこれ、自由にできない人、多かったりするのです。
 
そして、これは?
 
 
クレッシェンド&ディミヌエンドのロングトーン。
これ、ロングトーンの練習に取り入れるといいですね。
これ出来ないと、自由にダイナミクスつけられないですよ。
 
 
息の流れに逆らわず
 
どうしたら、音を伸ばしながら自由にフォルテとピアノを行ったり来たりできるのか…
 
音って、息が決めている。
大きくなると、息が増える。小さくなると、息が少なくなる。
その息の流れに逆らわず自由に受け流せる、柔軟なくちびる。これがポイントだったりします。
息が自由に流れるから、音が自由になる。
フォルテも、ピアノも。
 
応用として、ハーモニーのロングトーンにクレッシェンド&ディミヌエンドをつけてみる。
きれいなハーモニーのまま、バランスも良く、大きくしたり小さくしたりできますか?
 
ぜひトライしてみてくださいね。