学校吹奏楽、練習時間の問題とか、先生の労働時間(残業)の問題とか、
このごろいろいろ言われていますよね。
こんばんは。
トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。
練習時間ってどれくらい?
練習時間の長さが問題になることもある昨今ですが、
みなさんの学校の吹奏楽部、どれくらい練習していますか?
週に1日くらいお休みがありますか?
ほとんど毎日っていうところが多いかもしれませんね。
時間もいろいろでしょうね。中には、夜中まで練習するような部があったり…。
でも、たとえば全国大会に行くようなところでも、1日3時間以上は練習しないようなところもあったり…
練習の内容をみてみると…
それでは、効率的な練習ができていますか?
もちろん効果的な練習をしている吹奏楽部もたくさんあるとは思います。が…
『合わせることって辛いことなの?』でも書きましたが、
指摘され叱責され否定されるだけの練習なのだとしたら、はたしてそれは効果的な練習といえるのでしょうか?
まさか今、こんな吹奏楽部はないとは思いますが、昔はこんなことも…
間違った楽譜を渡されて合奏で吹いていて、なんだが変だけど、でも何も言えず…
ホルンはF管なのにinEsの楽譜をもらっている、とか、
楽譜を移調してもらったけれど、それが間違っている、とか…
その子は、正しい音を1つも吹けないわけです!
「練習内容などどうでもいい。理不尽に耐えることで社会に出てからの耐性が育つんだ」
と言われた指導者さんもみえました。
自分がそういうふうに育ってきたからといって、生徒にもそれを強いるのでしょうか?
そのくせ、銅賞を取ったら悔しいのですよね。矛盾しています。
学校吹奏楽独特のもの
よそにはあまりない、学校吹奏楽独特のものって、ないですか?
言葉だったり、練習の仕方だったり…
たとえば、腹筋練習なんかやっているのって学校吹奏楽だけですよね。
今でもやっているところって、どれくらいあるのでしょうか?
音大生も、もちろんプロもやりません。べつにプラスにならないからです。
なんだかよくわからずに使われている得体の知れない言葉も、たくさんあります。
たとえば、『息のスピード』とか…。
理にかなわない、効果的でない、そういう独特のもの…。
それなのに、練習時間が長すぎるなんて言われたりもする。
これって、悪循環というのではないでしょうか?
でもじゃあ、どうしたらいいのでしょうか…
外の世界と交流しよう
どうしたらいいのか、簡単に答えが出るものではないのでしょうけど、多分ひとつ言えるのが、
せまい世界の中だけで完結していないで、もっと外の世界と交流しようよ、ということ。
そういう機会、そういう姿勢がまだ足りないから、
非効率的な『独特のもの』が未だに残っていたりするのではないのでしょうか?
そして、時間ばかりがたくさんかかる。
そういう側面も、少なくないのではないでしょうか。
学校吹奏楽も昔にくらべたらずいぶん変化してきたと思います。
でも、まだまだ足りないように思いませんか?
