特にその曲の初めての合奏の時にあるあるなんですが,
ハモらないとき,すっきり合わないときに有効なこと…。
こんばんは。
トロンボーン吹きで作編曲家,吹奏楽指導者の福見吉朗です。
合奏していて,パート練習していて,
ハーモニーしない,ハモらない,合わない…
さて,どうしますか?
ひとつひとつ音をたしかめる?
歌って合わせてみる?
多分サイアクなのは,『チューナーを向ける』です。
いろいろな段階,場合がありますし,バンドによっても違います。
どんなふうにするのがいちばん効果的なのか,それはいろいろ。
でも,まだその曲を何度も合わせたわけではないのなら特に…
もしかしたら響きが入っていないからかも
特に少し複雑な和音のところや難しい調のところに多いのですが,
音が,『これでいいのかなぁ…』って言っているんですよね。
そういうふうに聞こえます(^^)
高いとか,低いとかじゃないんです。
迷って出している音は,迷って聞こえます。
そんなときは,迷子探しをしてあげるのがいい。
その音,どこに行くの?
おかあさんはどこですか? というわけ。
ちなみにチューナーを見ながら修正して吹いてる音も,それとわかります。
無理矢理に腕を引かれているみたいな,不自然な音…
ハーモニーを聞かせてあげよう
迷子の音が聞こえてきたら,こんなふうにします。
「ここはこんな響きです」と言って,弾いて聞かせてあげるんです。
ピアノでも,ハーモニーディレクターでもいい。
その部分のハーモニーの響きを聞かせてあげる。
たったそれだけで,スッキリ合うことも多い。
音の居場所,おさまりどころがわかったからですよね。
和音分析でもない。上げたり下げたりでもない。
完成形があるからできる
たとえばプラモデルをつくるとき,
なにができるかわからないまま作り始めないでしょ。
クルマができるのか,お城ができるのか,
お城はお城でも,姫路城なのか,名古屋城なのか…
完成形をイメージしながらつくりますよね。
音楽だって,同じでしょ。
これはどんな曲なのか,わからなかったら演奏できない。
ここはどんな響きなのか,わからなかったら迷ってしまう。
だから,響きを身体に入れてあげるんです。
全部の響きが感じられるくらいゆっくり合わせてみるのもいい。
『響きの譜読み』です。
ぜひ試してみてくださいね。
合奏に迷子の音はないですか?
その箇所,どんな響きなのか,自分の中に入っていますか?
