コンクールと,賞と | フクロウのひとりごと

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愛知県在住のトロンボーン吹き、作編曲家、吹奏楽指導者。
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コンクール,賞に一喜一憂したこと,ぼくもあります。
でも,こういうのもあるんですよね…


高校2年の時のコンクール,金賞だったのですが…
正直,くやしかったです。
あんな演奏に金賞つけてほしくなかった,申し訳ない…
そんな気持ちでした。
自分たちの演奏に全然納得行っていなかった。

もちろん一生懸命にはやったんですよ。
でも頑張ったのとは裏腹に,演奏はよくならなかった…
3年生に申し訳ない気持ちでした。

闇雲に頑張っても,良くはならない。
でもあるんですけどね,闇雲に頑張っちゃうこと…


逆に,金賞取れなかったけれどすがすがしいコンクールもある。
ある高校でのこと…
ひとりひとりはけっこう吹ける子たちがいるバンド。
でも,合奏のサウンドに,なんだかまとまりがない。
合奏の響きができない。
そんなバンドでした。
個人の技術の集積イコール合奏の質,っていう意識しかなかった…
パート部屋でも,みんなそれぞれ壁に向かって吹いているだけ…

「もっと音を寄せ合おうよ」
「どれだけ一緒に吹いたかが効くんだよ」
それぞれがばらばらに練習するんじゃなくて,
パート部屋では輪になってもっと一緒に合わせようよ。
そんなことを伝えました。

トロンボーンの1年生は初心者が多かった年。
なかなか一緒に合わせるところまで行かない…
それでもぼくの伝えたことを守って,一生懸命練習してくれて。
最高のパートリーダーでした。

もちろんバンドにより色々ですから,やり方はいろいろです。
だから,これが唯一の正解,ではありません。

でも,そのバンドはサウンドがみるみる良くなって
セクションからちゃんとセクションの音がするようになった。
見違えるようでした。合奏聴いていてウルッと来そうでした。

コンクールは銀賞でした。
金賞には届かなかったけれど,とっても成長した。
ほんとうによくやった。みんな,そんな気持ちでした。
やってきたことは,間違っていなかった。


コンクールはもちろん賞を目指します。賞は大切です。でも,
金賞だったから良かった…
金賞じゃなかったからダメだった…
ではないんですよね,コンクールって。