こんな合奏作りたい | フクロウのひとりごと

フクロウのひとりごと

愛知県在住のトロンボーン吹き、作編曲家、吹奏楽指導者。
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昨日は新1年生も入って初めての合奏でした。
合奏でも言いましたが…


すべての音を意識的に

この4分音符はどんなふうに吹こうかな
このスタッカートはどんなふうかな
たとえば同じ4分音符でも、さまざまな、さまざまなニュアンスがあります。
なんとなく無意識に、なんとなくで、なんとなく都合で…
ではなくて、
どう奏でるのがいいのか、
どんな長さ、どんな、どんなテンション、どんなしゃべり方
意思を持ってほしいのです。

もちろん、その音符1つだけ見ていてもわからない。
このフレーズの中の、この音
このパッセージの中の、この音…
そしたら、見えてくる。

合うか合わないかは、その先の話。
ひとりひとりが意思を持って奏でた音でなければ合うことはないし、合わせる意味がありません。
『合わせる』というのは、自分を出さないことではありません。
むしろ逆です。

この音、どんなふうに吹くのがいいかな…
っていうのを、みんなが持ってほしいのです。
もし迷ったら、歌ってみる


プランを見つける

合奏でもやりました。
たとえばリズムが乱れる、テンポがずれる、ハーモニーが合わない…
それを、無理やり型にはめて整えるということは、したくありません。
それでは歪んでしまうから。

合わないのには、なにか原因があることが多いです。
たとえば、身体で音を止めている、とか…
合奏では、それを観察して、うまくいきそうなプランを提案します。
みんなも、自分の音や動きを観察して、プランを見つけるということをしてみてください。


変化に気づく

なにかのプランを取り入れて、それでやってみたら、響きや演奏がどんなふうに変化したのか、そのことに敏感になってください。
よく聴いて、よく観察して気づいていく。
そのためには、身体や気もちを自由にしてくださいね。
緊張していたり固めていたりしたら気づけないから。

こうしなければならない、こうならなければならない、ではなくて、
どうなったかを、ただ観察する。

気づくポイントは、ひとりひとり違うかもしれない。
ぼくが気づかないことに誰かが気づいているかもしれない。

もし、なにか変化があって、それが望むものだったとしても、
それに気づいていなかったら、また元に戻ってしまう…
『こう言われたから、こう吹く(たたく)』ではなくて、
それでどう変化したのかに気づいていってほしいのです。


そんな合奏にしていきたいと思っています。
みんなで創っていきたい。
ぼくが一方的に伝えるのではなくて。
ぼくも,一緒に創っていく。おなじ目線で。一緒に。
そんなふうになったらいいな,と思っています。

最高のステージにしよう。