昨日の記事で,アレクサンダー・テクニークのレッスンのことを書いた。
で,思ったことがあるのです。
これまで,もちろんそればかりではないけれど,
楽器でなにかうまく行かないことや問題に当たると,
うまくいかない原因は何だろう…
って考えたり探求したりすることが多かったように自分で思うのです。
たとえば,◯◯の時,身体に緊張ができる。それはなぜなんだろう…
というふうに…
アレクサンダー・テクニークのレッスン,に限らずレッスンを受ける時,
どうしてこうなるのか,その答えを無意識に求めている気もします。
たとえば,ブレスの時に身体に緊張ができる『原因』は…
でも,アレクサンダー・テクニークのレッスンでは,
その答え,うまくいかない原因は,教えてはもらえません。
そのかわり,プランがもらえるんです。
たとえば,こういうプランで吹いてみたら…,というふうに。
もちろん,いちばん最初は,『あたまが動けて…』です。
で,そのプランで吹いてみて,「どうだった?」と…。
もちろん,プランをもらうだけではないですけども…
そのことに気がついて,で,少し考えてみた…
うまくいかない原因に気づいたら,みつけたら,なにかいいことがある?
こういう原因で,これがうまく行かなかったんだな…
こんな原因で,ここで身体に緊張ができていたんだな…
って気がついて,そしたら,それがうまくいくようになる?
考えてみたら,そういう考え方でうまくいったことって,ないんですよね…
身体がどう反応するかは,どういうプランを与えたか,なんですよね。
じゃあ,うまくいかない原因を探求するのではなくて,
うまくいくプランを自分に与え続けることのほうが,プラスになる。
そういうことなんですね。
うまくいかない原因だって,言ってしまえば,
うまくいかないプランを自分に与え続けていたから,
っていうことですよね…
目的は,メカニズムを解明することではなくて,
より望む演奏に近づくことなんですよね。