楽器を演奏する時のフォーム,いわゆる姿勢といわれるものの中には,身体の仕組みや演奏の効率ということでの理にかなった使い方ではなく,見た目のかっこよさ,見栄えや,精神論的なところから来たものってたくさんある気がします。
たとえば…
『背筋をのはして』
『胸を張って』
『ベルの角度をそろえて』
などは,その典型的なものですよね。
それが,楽器を演奏する上で,また,身体の使い方の観点からみて害がないのならいいのですが,残念ながら害になるものも少なくありません。
いや,マイナスになるもののほうが多いと思います。
上に挙げた3つなどは,害になるものです。
身体の使い方,姿勢,フォームについての指示を聞いたら,それが,楽器を演奏する上で理にかなったものなのか,それとも単に見た目のことなのか,考えてみましょう。
元々は見栄えから来た指示なのに,それが楽器の演奏に大切なことのように思われてしまっているものも,あるかもしれませんね。
また,フォームは,形ではなく動き。
ひとつの形で固定することではなく,動ける状態でいることも,とても大切だったりします。