ぼくらの頃の音楽大学の入試科目は…
・専攻実技(ぼくの場合だったらトロンボーン)
・副科ピアノ
・ソルフェージュ
聴音(ピアノの演奏を聴いて楽譜に書く)
新曲視唱(初見の楽譜を見て歌う)
コールユーブンゲン(歌の教則本)
・楽典(音楽基礎知識)
・学科(たいてい現代国語と英語)
・面接
こんな感じだった。
専攻は,曲だったりエチュードから指定だったり,
そのほかに音階や,初見奏がある学校もあった。
副科のピアノも,ソナタやソナチネから指定。
聴音は,単旋律のところもあれば,学校によっては
伴奏付きや和声聴音(和音を聴いて書き取る)があったり…
ところが今は,ソルフェージュ一式や楽典は,
ない学校も出てきているみたいですね…
場合によっては副科ピアノもない!?
要するに,普通の大学受けるのと変わらないわけですよ。
自分の専攻の楽器がある程度出来さえすればね。。
でもねぇ…
楽器をやっていくのにも,教えるのにも,
ソルフェージュは絶対に必要なんですよ。
それをまったくやらずに音大に入ったら,
大変ですよきっと…。
楽典だって,たとえば吹奏楽のスコアを見て,
『移調楽器なんてわかんない』なんて,許されません。
楽典ができなければ,まともな楽譜も書けませんしね…
なんとなく,なんとなくですよ,このごろの音楽大学って,
中学高校の部活動の延長みたいになってきてませんか?
『音楽大学の部活化』(゚o゚;;
ぼくらの頃だと,
『今までとは違う音楽をやるんだ』っていう意識を
強く持ちましたけどね…
逆に中学高校の吹奏楽部って,
昔よりずっと高度な理論をやってますよね…
中学生の頃から『純正律』なんてものを学んだり…
ほんとうにちゃんとした純正律理論だとしたら,すごいことです。
もちろん,わかることと,できることは違いますけどね。
垣根がなくなることは,ある意味ではいいことかもしれませんが…
でも,楽典やソルフェやピアノをやらずに音大に入るとしたら,
はっきり言って,それはヤバイです(゚o゚;;