木枯を切り裂き国際線西へ

 

「雲の峰」2024年1月号青葉集掲載。

今日、12月17日は飛行機の日。1903年、アメリカのライト兄弟が世界で初めて動力付き飛行機の有人飛行実験に成功した事に因んで、この日を飛行機の日とした。今日紹介する句は昨年11月に詠んだ句だが、飛行機の日に因んでご紹介したい。木枯しは、初冬に吹く北西寄りの強い風の事。本格的な冬の到来を告げる。体感温度が下がるこの時期、空を見上げると飛行機雲がかかっている。上空にも恐らく強風が吹いているだろう。この時見た飛行機雲が、果たして国内線なのか国際線なのかはわからないが、西に向かって飛行機が飛んでいたのは確か。風を切って遠くへ飛んでいく飛行機が勇壮に見えて、あえて「切り裂く」という強う表現を用いて詠んだ句。

私は、実は生まれてこの方、飛行機に乗った事がない。乗りたくないのではなく、乗る機会が今までなかった。高校の修学旅行は九州一周。行き帰りは大阪南港からフェリーだった。その翌年から韓国に変わった。以来今まで、旅行と言えば国内旅行で陸路。恥ずかしながら、海外へ飛んだ事もない。経験として、一度行かねばと思いつつ、なかなか時間が取れないのが正直なところ。一度飛行機の距離まで羽を伸ばせば、句作のアイデアがもっと広がるのではないかと思っている。いつか必ず。

 

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