叱責も助言も避けて蛇穴に

 

「雲の峰」2023年12月号課題俳句「蛇穴に入る」佳作作品。

夏の間活動していた蛇は、晩秋になると穴に入って冬眠する。ちょうど今の時期、秋の彼岸頃に穴に入ると言われているが、実際はもっと遅い。この時期を過ぎても穴に入らない蛇を「穴惑」と呼び、共に秋の季語とされる。今回の課題俳句は、この「蛇穴に入る」が兼題。知識として知ってはいるが、見た事のない光景。それを2句詠んで投稿しなければならない。この頃仕事で悩んでいて、逃げたい気分になっていたこともあり、反射的にこんな句を詠んでしまった。何と言われようと、自分は時期が来たら冬眠するんだという、強い意志を詠んだ句。

10月に入った。朝晩は漸く秋らしい気候になり、確実に季節が変わっているのを実感する。環境の変化がある人もいるだろう。詳しくは言えないが、私も環境が変わり、心機一転頑張らねばならない。そのためには、耳の痛い事にも耳を傾けなければならないだろう。それよりも自分は自分の思ったことをするんだという自我は、暫くは捨てなければならないかもしれない。

 

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