校庭の喧騒止みてつくつくし
「雲の峰」2023年10月号青葉集掲載。
「つくつくし」とはツクツクボウシの事。この鳴き声が聞こえたら、ああもうすぐ夏休みが終わるんだなと思う学生さんも多いのではないだろうか。母校の中学校付近を散歩していたら、部活の練習中。威勢のいい掛け声が響いている。夕方になると校庭は静まり返り、ツクツクボウシの鳴き声だけがこだまする。今年もこうして夏休みが終わり、本格的な秋がスタートする。感慨にふけりながら、見えた風景、聞こえた声をシンプルに詠んだ句。
京都国際高校の皆さん、夏の甲子園初優勝おめでとうございます。私は生まれてこの方、京都勢の準優勝を4回見たが、今回の初優勝は素直に嬉しかった。激闘にさぞお疲れの事でしょう。どうか暫くはゆっくりとした静かな時間を過ごして下さい。私たちも、二日後に関西吹奏楽コンクール職場一般の部を迎える。若者に負けず、ベストを尽くしたい。
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