夏薊晴れより零れ日より濃し

 

火曜日は生憎のお天気。帰る頃には雨は止んで晴れ間が覗いていた。そんな帰り道、バイパスを降りて横道に入ったところに咲いていた薊の花。薊は本来春の季語だが開花時期が長く、この時期に咲く薊は「夏薊」として夏の季語とされている。そんな薊は実に鮮明な赤。晴れ間の出て来たこの空から抜け出たような鮮やかさだが、太陽とは違う赤。自己主張の強い、決然とした色合いに、今更ながら感銘を受けて詠んだ句。

あまり関係ない事だが、自宅のPCのネット環境について悩みがあった。有線LANがすぐに切断されてしまう。大事な時に切れてしまう。業を煮やして無線LANに変えたものの安定しない。昼休みに何となく「Windous10 ネット 切断」で検索して見ると、「これが原因じゃないですか?」という明確な回答を示したサイトに出会った。何故こんな簡単な事が今までわからなかったのだろう。まさに目から鱗状態だった。帰宅後試してみると、まさに原因はそのサイトのご指摘通り。ずっと悩んでいた事案が一気に解決した。それは、正しい知識と絶対的な自信に基づく意見。そうした言葉は強い。花は何も教えてはくれないが、「これが私の色」という確固たるものを持っている花は見栄えがするし、美しい。私も自分の考えに自信を持たなくては。

 

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コダマヒデキ~音楽と俳句の部屋~