鶯の日毎に歌を練り上げる

 
「方円」2008年6月号雑詠(現・明象集)掲載。
これを詠んだ頃は目立った句が少なく、調子もそれ程宜しくなかったと記憶している。句作に苦しむ中で聞こえてくる鴬の鳴き声。それが毎日鳴くに従って上達しているように感じて、自分も成長せねばという思いで詠んだ句。
鴬や鳥が声を発するのは、いわば生活のためと子孫をのこすため。必要に駆られて声を発する。そのため異性に振り向いてくれるよう、少しでも優れた歌を歌わなければならない。本能的にそう感じて、毎日声を発することが稽古になる。すべからくそうだが、人間も必要とあらば努力して物事を成し遂げなければならず、そのためには努力を重ねて上達する必要がある。趣味の世界は必ずしも必要なものではないが、黙って行動するよりも優れた成績を上げた方が、今後の自分の糧になる。どんな事でも一生懸命努力する。そんな至極当然なことを、動物は教えてくれる。頑張らねば
 
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