それは減薬を始めボロボロになって行き、それから今のこのくらい元気になるまでの五年間も続いています
自身にあった真実も、もちろん話しとても心配はしてくれましたが、本当に医療や薬で父も自分もこうなったと言う事はなかなか理解できないですね
でも離脱症状で様々な機能が壊れて行った時もゾンビのように痩せ細ってた時も、そして少しずつ元気になって行く時も毎日会っているわけではなく、期間を開けて会っているので、なおさらその変化には驚いていました
自分の身に起こらないと本当に理解する事は難しい事だとも感じます
それは同じく抗精神薬の被害に合った当事者でも症状の出方も苦しさの感じ方も違うのだと思う
前から何回も書いていますが自分は常用量離脱になり、色々考えたり調べたりした結果、これらの薬は自分にとってはただの毒だ・・・と減薬を始めた時にもう薬への捕らわれはありませんでした
あまりにも離脱症状は辛いので毒だと思っても減薬期間をもうけ嫌々でも服薬していましたが、ベンゾの渇望などは一切ありませんでした
それは辛い減断薬時に様々な身体機能が本当に壊れて、そして以前には全くなかった強烈な不安や恐怖が2年も3年も続いてもありませんでした、それはベンゾを飲んでも例えば耳が治るわけないなどと自分で分かっていたのだと思う
今は少しな症状はありつつも普通に働き、普通に日常を過ごしていて、ベンゾの事など頭の片隅にもないのです、たまにブログに文字としては書いていますがただそれだけの存在
なのでたまにブログに書いてある方のを見る、「今日1日飲まないでいる事を」「飲んでしまった脳内の回路は変わらない」などなどは全く分からないのです
やはり自分がそうならないと分からないのだと思う、想像はしてみる例えば、自分はもうかなり前だがタバコを止める時、人には止めたなど言って暫く吸っていたなどの事もあった、しかし全くそんなのとは次元が違う事だと言うのは書いてある方の文を読んでいれば分かる
以前、自分はベンゾの渇望など全くないと言っているのに、「陳情などに行っているのは薬に依存し執着していたものが、そのまま離脱症状や薬の調査や他人のせいだと不満や怒りや恨むことに移行して、同じように依存に執着しているだけなのでは?」など言われ無理やりでも依存に当てはめてくる方もいた・・・
自分がそうなっていると、服薬していた全員がそうだと思うのだろうか?
実際自分が沢山話しを聞いた中でもベンゾは離脱症状が辛いから仕方ないけど少しずつ減らして飲んでいるが渇望などはないと言う方は本当に沢山いる
どちらが多いのか?など分からないが、実際には人によって色々だと言う事だと思う、両極端ではなく少しは依存があるかな?ないかな?などと言う方もいるだろうし
しかしベンゾの渇望が依存がないからと言って離脱症状が楽なわけではない、身体症状もまたそれぞれ
神経質に考えず好きな物を好きなだけ食べれば良いと言う方は、ベンゾ離脱症状で沢山の食品にアレルギー反応が出て、検査結果でもあきらかで、3年以上かけ腸を整え治してきたなどと言うのはやはり想像しないとイメージもつかないかも知れない・・・
自分の身に起こらないと本当に理解する事は難しい
そしてあまりにも長い期間地獄のような時を過ごしているので、自身の体験と違う事には意見がより強くぶつかるのかも知れない、否定された気にもなる
やっぱりおかしよね、こんなに沢山の人が薬害と言う人災によって長い間闇の中で苦しんでいると言う事は・・・
今日は終戦記念日で母の命日でもあります、今日でもう10年です
色々あったなぁ