テキストの山を見て思い出したこと② | 2023年中学受験するよ(たぶん)

2023年中学受験するよ(たぶん)

2023年,最終的に,長男が中学受験(関西)に挑戦しました。
その記録等々。

こんにちは。りょうたろうです。

 

大量の塾のプリント類や

中受の参考書を改めて見て

思い出したこと。

 

二つ目は、

最難関校志望の場合,

塾の学習のために必要となる勉強時間が、

小5と小6とで全然異なるため,

塾以外の市販の教材にかけられる時間が

ほとんどない,

ということです。

 

 

あくまでも個人的な経験ですが,

小5の場合には,土日祝日,特に日曜祝日は

かなりフリーな時間として有効活用できました。

ところが,

小6になると,日曜に志望校特訓や模試,

祝日にオプション的な講座や模試が入るため,

時間がとれません。

 

さらに小6になると,

各講座における宿題の量が格段に増えるとともに,

難易度もアップします。

例えば,マスター算数ですと,

小5から小6で問題数が4割増しとなり,

難しさもアップするので,

宿題にかかる時間が

少なくともこれまでの1.5倍になります。

 

さらに,小6の中盤以降には,

過去問にも取り組んでいく必要があります。

そうなると,

その他の課題に取り組むための

物理的な時間がありません。

それゆえ,

小6用としていろいろ購入していた市販の教材

(例えば「中学への算数」とか「合格へのチャレンジ演習」等)

も,全問取り組むことはできず,

やや宝の持ち腐れ的な感じになってしまいました。

 

それでも,

のえる真顔は,

塾の宿題はこなしたうえで,

それ以外の時間で,

過去問,N中特有の漢字問題,国語論述問題対策,

そして,新傾向&苦手分野対策のために,

「コベツバ」に取り組んでいました。

(そのスケジュールは,私が作成していました。)

今思えば,

ニヤリよくこれだけ多くの量をこなせたなあ,

とのえるを褒めてあげたいです。

 

以上,

塾中心でカリキュラムを組んだ場合には,

小6の時のために,副教材として

いろいろ教材を買い込んでおいても

徒労に終わるおそれがあります。

市販の教材に取り組むのであれば,

算数は「小5」まで

あるいは

春期講習を受講しないのであれば

「小6の春休み」までかと思います。

 

他方,国語は,

小6に入った後であっても,

空き時間にちょっとずつ,

論述問題のテキストにざっと取り組んでみて,

その成果を「塾の宿題」で試してみるとよいかもしれません。

論述の書き方は,塾に通ったからといって,

なかなか身につくものではない,と思いますので。