幾何の証明と筋道を示す力(長男) | 2023年中学受験するよ(たぶん)

2023年中学受験するよ(たぶん)

2023年,最終的に,長男が中学受験(関西)に挑戦しました。
その記録等々。

こんにちは。りょうたろうです。

 

のえる真顔は,

午前中はのんびりと暮らし,

午後は,夕方前から

期末考査の残り科目の準備を

していました。

 

私は,

ニコニコのえるの現在の課題は,

明らかに

「英語のリスニング」と

「幾何の証明

(特に三角形の合同のところ)」

だなあ,

と思っていたのですが,

のえるを見ている限り,

上記の課題をやろうとする様子が

全く見えませんでした。

 

そのため,

私は,のえるに,

英語のリスニングを聞くことと,

幾何の証明問題を実際に書いてもらうこと

を提案してやってもらったところ,

前者はまずまずこなしていたものの,

後者はボロボロでした。

 

幾何の証明問題の

大まかな解き方は

分かっているようにも見えたのですが,

残念ながら,

それが答案上に正しく示されていなかったのです。

 

幾何の証明問題には,決まった型があります。

のえるには,

それを身につけてもらうために

何題か,実際に書いて解いてもらいました。

そして,

「筋道立てた答案を書く意識」を

高めてもらうよう声掛けをしました。

 

この幾何の証明問題が

しっかり書けるようになれば,

高校以降の数学で

正しく解答を書く能力が身につくはずです。

 

そして,もう少しさかのぼるならば,

中学受験において,

ちゃんと途中式を書いて

「解答の筋道を示す」ようになれれば

将来の数学の問題の解答を示す際に,

大いに役立つと思います。

 

東大寺学園や灘中の2日目は,

途中式も採点の対象となる,ということで,

のえるにも,

中学入試の時から,

途中式を書くように,と口酸っぱくいってきたのですが,

途中式を書く習慣はあまり身につかず,

考えの筋道を示すという意識も希薄なままでした。

いま,のえるが証明問題の解答を書くことができないのも,

それが影響しているように思います。

 

とはいえ,そもそも,

中学入試の段階で,

ちゃんと途中式を書ける生徒さんは,

私が見る限り,

それほどいないのではないか,と思われます。

逆に言えば,

中学受験の段階で,

途中式を書いて,答案上,筋道立った解答を

示すことができる生徒さんは,

将来的に爆伸びできる能力をお持ちです。

自信を持ってもらってよいと思います。

 

そして,

そのようなお子さんがいらっしゃいましたら,

ぜひぜひその才能を伸ばしてあげてほしいと思います。