こんにちは,りょうたろうです。
(少々加筆,修正しました。)
最近,ブログを書く暇がなく,
かつ,その内容も
中学受験からかけ離れた内容が
多かったのですが,
今回は,
中学受験(H学園)に関する話にします。
(今さら伏せ字)
今回,ある所属校舎
(大規模校ではありません)から,
今年の合格実績を聞く機会がありました。
その校舎の今年の実績は,
一部,合格者が激減した学校があるものの,
逆に増えた学校もあり,
総じて去年の実績は維持できた,
とのことでした。
そして,その合格実績が,
所属クラス別で示されていました。
この話をもとに,私が感じた,
「H学園で,どれくらいの立ち位置にあれば,
どの中学校に合格するケースが多いのか」
という目安を書いてみようと思います。
(ただし,地域性が分からないように,
ぼかした感じで書きます。)
関西最難関とされる学校としては,
①灘
②東大寺学園・甲陽学院・
西大和学園・洛南
③大阪星光学院・洛星・
四天王寺・神戸女学院
があります。
そして,
H学園の小6の生徒数が約3000人で
(公開学力テストの資料から推察),
それぞれのクラス(V・S・Hクラス)
の人数は,
V:500人
(H公開学力テスト偏差値58以上)
S:1000人(同50~58)
H:1500人(同50以下)
と考えられます
(復習テストの資料から推察)。
今回,合格実績をお伺いした教室の
Vクラス所属の生徒さんのうち,
少なくとも2/3,
おそらく3/4近くは
②に合格していました。
また,Sクラスでも②の各校に
合格しているケースがありました。
(ちなみに,①は全員Vクラス所属でした。)
さらに,③に関しては,
Vクラス所属のみならず,
Sクラス所属の方も
それなりの人数が合格しています。
実際、
③で挙げた中学の中には,
Vクラス所属よりもSクラス所属の
合格人数が多い学校もあります。
そのため,
VクラスとSクラスの境界
あたりの生徒さんの
実際の合格校が
③になるものと思われます。
ちなみに,海陽・北嶺・愛光など,
いわゆるトップ校の前受校における
合格人数のクラス分布は,
概ね③②と似たような感じです。
Vがほとんどで,Sがちらほら。
その他,S・Hの方の受験校で
合格者が出ているのは,
岡山,片山学園,香川誠陵でした。
次に,
Sクラス所属の生徒さんで,
合格されている学校は,
上記②・③の他,
高槻・清風南海・白陵・
須磨学園・六甲・奈良学園・
帝塚山・大阪桐蔭・清風・
京都女子等々
の偏差値レンジの学校です。
H学園公開学力テスト偏差値で,
50以上の学校。
また,Hクラス所属の生徒さんですと,
地元の学校の合格者が多くなるのですが,
それ以外でかなり多いのが,
帝塚山でした。
ちなみに、
こちらの学校は,
Vクラスでも受験されている方も多く,
合格者のクラス分布の幅が広いですね。
総じて感じたことは,
H学園の公開学力テストの基準偏差値は,
「基準が甘い」とか,
「難関校だとテストの質が異なる」
と言われているのを
耳にすることがありますが,
実際に
各クラスの合格者の人数と見比べてみれば,
その学校の合格の基準を
ある程度示している,ということです。
もちろん,
上記基準偏差値に達しているからといって,
それだけで合格が約束されるわけではなく,
油断するわけにはいきませんが,
その基準偏差値を確保できれば,
十分挑戦してよい
ということになるでしょうし,
「一つの目安」になると思います。