H学園の所属クラスと合格の目安(長男) | 2023年中学受験するよ(たぶん)

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2023年,最終的に,長男が中学受験(関西)に挑戦しました。
その記録等々。

こんにちは,りょうたろうです。

(少々加筆,修正しました。)

 

最近,ブログを書く暇がなく,

かつ,その内容も

中学受験からかけ離れた内容が

多かったのですが,

今回は,

中学受験(H学園)に関する話にします。

(今さら伏せ字ニヤリ

 

今回,ある所属校舎

(大規模校ではありません)から,

今年の合格実績を聞く機会がありました。

その校舎の今年の実績は,

一部,合格者が激減した学校があるものの,

逆に増えた学校もあり,

総じて去年の実績は維持できた,

とのことでした。

そして,その合格実績が,

所属クラス別で示されていました。

 

この話をもとに,私が感じた,

「H学園で,どれくらいの立ち位置にあれば,

どの中学校に合格するケースが多いのか」

という目安を書いてみようと思います。

(ただし,地域性が分からないように,

ぼかした感じで書きます。)

 

関西最難関とされる学校としては,

①灘

②東大寺学園・甲陽学院・

西大和学園・洛南

③大阪星光学院・洛星・

四天王寺・神戸女学院

があります。

 

そして,

H学園の小6の生徒数が約3000人で

(公開学力テストの資料から推察),

それぞれのクラス(V・S・Hクラス)

の人数は,

V:500人

(H公開学力テスト偏差値58以上)

S:1000人(同50~58)

H:1500人(同50以下)

と考えられます

(復習テストの資料から推察)。

 

今回,合格実績をお伺いした教室の

Vクラス所属の生徒さんのうち,

少なくとも2/3,

おそらく3/4近く

②に合格していました。

また,Sクラスでも②の各校に

合格しているケースがありました。

(ちなみに,①は全員Vクラス所属でした。)

 

さらに,③に関しては,

Vクラス所属のみならず,

Sクラス所属の方も

それなりの人数が合格しています。

実際、

③で挙げた中学の中には,

Vクラス所属よりもSクラス所属の

合格人数が多い学校もあります。

そのため,

VクラスとSクラスの境界

あたりの生徒さんの

実際の合格校が

③になるものと思われます。

 

ちなみに,海陽・北嶺・愛光など,

いわゆるトップ校の前受校における

合格人数のクラス分布は,

概ね②と似たような感じです。

Vがほとんどで,Sがちらほら。

その他,S・Hの方の受験校で

合格者が出ているのは,

岡山,片山学園,香川誠陵でした。

 

次に,

Sクラス所属の生徒さんで,

合格されている学校は,

上記②・③の他,

高槻・清風南海・白陵・

須磨学園・六甲・奈良学園・

帝塚山・大阪桐蔭・清風・

京都女子等々

の偏差値レンジの学校です。

H学園公開学力テスト偏差値で,

50以上の学校。

 

また,Hクラス所属の生徒さんですと,

地元の学校の合格者が多くなるのですが,

それ以外でかなり多いのが,

帝塚山でした。

ちなみに、

こちらの学校は,

Vクラスでも受験されている方も多く,

合格者のクラス分布の幅が広いですね。

 

総じて感じたことは,

H学園の公開学力テストの基準偏差値は,

「基準が甘い」とか,

「難関校だとテストの質が異なる」

と言われているのを

耳にすることがありますが,

実際に

各クラスの合格者の人数と見比べてみれば,

その学校の合格の基準を

ある程度示している,ということです。

もちろん,

上記基準偏差値に達しているからといって,

それだけで合格が約束されるわけではなく,

油断するわけにはいきませんが,

その基準偏差値を確保できれば,

十分挑戦してよいグッド!

ということになるでしょうし,

「一つの目安」になると思います。