こんにちは
こちらの続きです。
グランセノーテの次はチェチェンイツァに向かいます。
確か2時間ぐらいの道のりだったと思います。
チェチェンイツァを初めて知ったのは、昔見た「世界ふしぎ発見!」か、「TBS世界遺産」のどちらかだったと思います。
いつか行きたいと思いつつ、場所も場所なのでなかなか行くことは出来ませんでした。
今回訪れることが出来て本当に嬉しかったです
チェチェンイツァに着くと、まずはチケット売り場がある建物に入ります。
遺跡エリアにはトイレもないので、ここで済ませてから行きましょう。
チェチェンイツァはカンクンよりも断然暑かったです。必ず水は持っていきましょう。
日陰もほとんどないので、帽子もあった方がいいです。
建物から遺跡エリアまでの通路には、マヤ人が民芸品などのお土産物を売る出店が沢山出ています。
中には中国製などの安物も売っているそうなので、買う時にはよく見極めてくださいとガイドさんも仰っておりました。
ちなみに、マヤ人の仕事確保の為に、見学にはマヤ人のガイドさんが同行することになっているそうで、私達にも男性のガイドさんが1人つきました。
ただ、彼はガイドをするわけではなく、遺跡内の説明は私達が申し込んだツアー会社の日本人ガイドさんがやってくれます。
そしてしばらく歩くと見えてきました!
チェチェンイツァで一番有名なカスティーヨ
これでもかなり大きいですが、主人曰くエジプトのピラミッドはこれよりも遥かに大きいそうです。
ちなみに、昔は登れたそうなのですが、今では禁止されています。
事故があったとか、なかったとかで。
まあ、こんな急な階段を観光客が登ったらそりゃ事故は起きるよね、、と思いました。
チェチェイツァの遺跡はかなり長い間発見されずにジャングルの中に埋もれていたそうで、このカスティーヨも4面のうちの2面は綺麗に修復されていますが、、、、、
残りの2面は発見された当時のままだそうです。
当時のままとは言え、発見された時は植物などが覆い茂っており、もっと荒れ果てた感じだったようです。
それからこのピラミッドの4面にある段(それぞれ91段)と最上部の神殿を加えると階段の総数は365となり、1年を表すマヤの暦になるそうですよ。
(91×4+1=365)
また、階段の下部に設置されているヘビは「ククルカン」と呼ばれ、蛇の姿をした神様なのだそう。
春分の日と秋分の日には階段の側壁に陰が映し出され、ククルカンの頭と繋がる不思議な現象が起こることでも有名です。
こんなことまで計算して建設されているって凄いですよね。
当時のマヤ人の知識の高さが伺えます。
そして、ここでマヤ人のガイドさんの出番です。
ガイドさんがうまい具合に手拍子をすると、音が遺跡に跳ね返り、まるでククルカンが鳴いているかのような音が聞こえてくるんです
これは生贄の儀式が使われた建物だそうです。
上の真ん中にある勾玉のような形の部分に生贄(心臓)を置くのだそう。、、、リアルインディージョーンズやん
この左側のやつが、さっきの建物の上にあった生け贄を置く台です。
遺跡の細かい彫刻も素晴らしいです。
今は殆んど剥げていますが、元々は色がついていたそうです。
よーーくみると、まだうっすら色が残っている部分もありました。
こちらはスカルだらけの彫刻。
遺跡の一番奥には、とても広い競技場がありました。
壁に付いている穴(ゴール)にボールを通したら点数が入るという競技らしいのですが、穴の位置はとても高いし、こんな所に入れるのは神業では?!と感じました。
当時使っていたボールを再現して作ったものも触らせてもらいましたが、とてもあんな高いところまで飛ばせるとは思えないボールでした。
王様はこの一番上の特別席で観覧したそうです。
そしてここでもマヤ人のガイドさんの出番。
ここでも手拍子をすると競技場の壁に反射して、さっきとは違った音が何度も鳴りました。
色んな仕掛けがあって、本当に興味深い遺跡でした。
子供達も学校でマヤ文明について習っているようで、とても興味を持ってくれたので連れてきてよかったです。
続く。