新潟県新潟市西蒲区の角田山にある前方後円墳、角田浜妙光寺山古墳を見学してきました
2020年の「前方後円墳発見」という新聞記事で、この古墳を知りました
発見された経緯は
2017年に、地元の山城研究者さんが発見
→岡山県倉敷市埋蔵文化センターの職員さんが、国土地理院の傾斜量図を見て、古墳に気づく
→新潟の古墳研究者に伝わる、ということだったようです
全長約49mの前方後円墳となると、県内第3位の大きさ。これは見たいと思っていたんです
越後線の巻駅から、バスで妙光寺さんに向かいます
私有地なのですが、古墳に向かう道が作られていて、とてもありがたいです
植物採取は禁止、山を荒らさないようにして登らせていただきます
ただ、この看板の道から上がると傾斜がきつく危ないので、手前の「墓参駐車場看板」から入る御坊沢ルートのほうが良いです。
こちらも急傾斜あります
古墳の手前に「海を見張る場所」という看板がありました
日本海が見渡せるので、昔の人はここを見張り場として使っていたのでしょうね
標高112mの地点まで登ると、前方部が見えてきました
前方部長17m、幅20m、高さ4m
ロープがあるので、墳丘に入るのは遠慮しました
こちら西側、日本海があるほうから見た古墳
後円部は経32m、高さ6m(西側)
日本海から見えることを意識したようで、西側は高く見えるように造られています
後円部裾から、浜が見渡せます
船が来たらすぐわかりますよね
東側から見た全体
写真でいうと、左側が後円部
後円部を南側から見たところ
古墳の発掘調査は行われておらず、測量のみ
立地など確認できて、最高の感動とともに下山したのですが
御坊沢ルートから降りましたけど、傾斜がきつく滑りやすい道なので、怖かったです
女性が一人で行く場所ではなかったのですが、私は古墳が好きすぎる変態なので我慢できませんでした
あちこちに手作り看板があるので、道にも迷わず、地権者さんに感謝です
古墳が好きで良かったなぁと思える1日でした
(参考)現地看板