今週、栃木県栃木市大平町にある、おおひら歴史民俗資料館に行ってきました
目的は、下野七廻り鏡塚古墳の出土品を見ることです![]()
かなり状態の良い日本最大級の舟形木棺や木装大刀などがあるそうで、絶対に見たいと思っていたのですが![]()
こんなに感動したのは久しぶりです![]()
素晴らしい保存状態でした![]()
中山丘陵の西側にあった下野七廻り鏡塚古墳は、径約30mの円墳で、6世紀中頃の築造
残念ながら、古墳の測量図が存在しません![]()
測量をせず、宅地開発の工事を始めてしまったためです![]()
ブルドーザーが木棺の一部を破壊しましたが、多くの遺物も発見されて調査が始まりました![]()
どんな舟形木棺なのかと、ワクワクしながら資料館に入りました![]()
(中の撮影はOKで、写真掲載は個人ブログ程度ならOKですが、その他の使用では許可が必要)
舟形木棺を見て驚きました![]()
蓋と身ですが、縄掛突起も完璧に残っています![]()
全長5.49mで、突起を除いても5.13m![]()
幅は1.08m。
木装大刀、鉄鏃、黒漆塗弓など、多くの副葬品も見つかっています![]()
逆側に回りました![]()
被葬者は、40代前後の男性で、身長162cmくらいではないかと考えられています![]()
木棺は2つあり、もうひとつは組み合わせ木棺で、副葬品用らしいです
長さ2.1m。
舟形木棺に沿うようにして置かれていました![]()
中には、木装大刀、杏葉、毛織物、毛髪など。
墳丘を全て削り取り、さらに深く掘り下げて、基盤の粘土層を掘っていたら、木棺が2つ出てきたそうです![]()
舟形木棺に入っていた木装大刀も、状態が良すぎます![]()
刀は全長108cm、外装は116.3cm![]()
レプリカじゃないですよ、本物です![]()
竹櫛には黒漆が使われています![]()
鉄鏃は、全部で88本出土![]()
その他、展示されていた黒漆塗弓も立派で、資料館から帰りたくない気分になりました![]()
昭和44年から発掘調査が行われたのですが、見学者が押し寄せて柵を壊したりして、大変だったようです![]()
遺物が持ち去られたりもしたそうで、それは絶対にダメですね![]()
今なら、監視カメラとか警備なども可能かもしれませんが、そんなことしなくてもきちんと発掘できる社会だといいのになぁ~と思いました![]()
(参考文献)大和久震平「下野七廻り鏡塚古墳: 栃木県下都賀郡大平町」1974年



































