今回は、岡山県の古墳見学記を書かせていただきます
まだ書いていなかった、岡山市北区芳賀の万成塚古墳についてのお話です
地元の方に連れて行っていただいた古墳で、古墳時代後期の立派な玄室が残っていますご案内いただき、ありがとうございました。感謝
(2023年5月の訪問)
目印になるようなものがないのですが、同じ芳賀にある靭負(ゆきえ)神社からは徒歩3分くらいの近さです
まずは、道路沿いにある竹林の、白い矢印のあたりに向かいました
道路側から見上げると、竹林の上部にうっすらと墳丘が見えました
径20m、高さ3~5mの円墳で、周溝あり
調査報告書は見当たりませんでしたが、測量データは残っていました
横穴式石室は、羨道の天井が抜けていますね
ここから入らせていただきます
横穴式石室は、全長10.4m、玄室長6.7m、幅1.95m
玄室の状態は良いですね
天井石もなかなかの巨石で、サイコーです
左片袖式で、しっかりした袖石がありました
とても立派な横穴式石室だと思うのですが、あまり知名度がない古墳です
そんな話をすると、友達に「古墳自体に人気がないでしょ」と突っ込まれそうです
戦国時代や幕末など、違う時代ならファンが多いから、大河ドラマにもなるんですけどね
古墳時代の大河ドラマなんて、見たことありません(笑)
日本で最高視聴率を記録したのは、NHK連続ドラマ「おしん」なのですが、「こふん」ってダメでしょうか
いいと思っているのは、多分私だけかもしれませんw
(参考)岡山県「おかやま全県統合型GIS」