今回は、奈良県の古墳見学をレポートします
桜井市浅古にあるこうぜ1号墳を見てきました
(昨年2月のことなので、もう1年近く経ちます)
前方後円墳とされている墳丘に2つの石室があるのですが、その石室がなかなかの見応えなのです
6世紀後半~末の築造
調査報告書などの資料を持っていなかったので、桜井駅でパンフレットをいただきました
墳丘図が出ているので、これが参考になりますよ
古墳の周辺は竹林で、このあたりから左に上がっていきます
道は、あるのかないのかよくわからない状況です(笑)
木が少ないところを進みました
カンだけで6~7分くらい進むと、開口している東側の石室が見えてきました
東石室は、両袖式で全長9.9m
羨道に土砂が入り込んでいますが、入室は可能でした
入らせていただきます
玄室長4.7m、幅2.3m、高さ2.5m
今でも十分立てますが、床が埋まっているため、本来は3mを超える高さがあると考えられています
玄室奥から羨道側を見たところ
側壁もまぐさ石も巨大なことがわかり、感動しました
東石室から左側に歩くと、西石室があります
東石室より一回り大きく、全長10.9mの横穴式石室があります
入りたいのですが、開口部が狭く、服やスニーカーがかなり汚れると思いましたので、ここは断念しました
私は旅行者なので、汚れを気にしてしまう意気地なしなんですよね(笑)
~おまけ~
前回に続き、海外の墳墓(?)を1枚載せますね
以前、中国河南省にある、周の文王(紀元前12世紀~11世紀頃)が幽閉されていたとされる羑里城遺址に行ったのですが
「伯邑考の墓」と書いてある墓石がありました
文王の長男が伯邑考で、死刑後にハンバーグにされたと伝わっている人です伝承ではありますが、ひき肉になったなんて・・・。
ここで亡くなったという慰霊碑のようなものかもしれませんが、歴史マニアの私は、こういう時はお墓として手を合わせて帰るようにしています
しかし、ひき肉はコワイですね・・・
(参考文献)一般社団法人桜井市観光協会「浅古周辺の古墳探訪」