今回は、広島県で見学した古墳のレポートを書きます2023年11月に見たので、少し古い話になります
安芸高田市高宮町羽佐竹の後原2号墳に行ってきました
残念ながら、この日は雨(泣)
でも、この場所まで来る機会はなかなかないので、見学決行です
高北広域農道沿いに、古墳のミニ看板があります
熊笹でジャングルになっていました
この先に、東に開口する横穴式石室がうっすら見えます
径11mの円墳が、熊笹に埋もれていました
横穴式石室は、奥行き6.4m、幅1.45m、高さ1.75m7世紀初頭の築造
入らせていただきました
写真ピンボケ
このタケノコみたいな奥壁が大好きです
敷石があり、大型の須恵器破片も敷かれていたそうです
敷石と須恵器床は、安芸高田市や近隣の市にも見られる特徴で、東日本在住の古墳オタクとしては山陽の地域性に萌えます
また、安芸高田市では甲立古墳が必見ですね市内に前方後円墳が2基あり、そのうちのひとつが甲立古墳
平成20年に発見されました
古墳に向かう道はあるのですが、山の中なので明るい場所ではありません
足元注意
2回目の訪問です。
説明看板があります
全長77.5m4世紀後半の築造
後円部が見えます
あきたかたNAVIという地元のサイトに「私有地なので道から見てください」との記載があり、眺めるだけとなりました
後円部に5つの家形埴輪が一列に並んでいて、コレが当時の原位置のままだったようですこの配列は、祭祀を研究する材料としていい手がかりですよね
子供の頃、サンリオキャラクターのおもちゃハウスを一列に並べて遊んだことを思い出しました(笑)
私のは子供の遊びですけど、やはり家と人間は切り離せないと思うんですよね
墳丘の上で一列の家形埴輪はどういう役割をしていたのか、気になるところです
(参考ウェブサイト)安芸高田市役所「後原第2号古墳」