先日、大分県で古墳巡りをしてきたので、その様子をレポートします
杵築市山香町大字倉成にある又井横穴墓を見てきました
東京からだと、なかなか遠いんですよね
羽田空港→大分空港→JR宇佐駅→JR中山香駅→横穴墓というルートで、これだけで丸1日潰れます
ただ、閉塞石がそのまま残っているという胸がときめく横穴墓なので、どうしても行ってみたかったのです
JR中山香駅から、徒歩で約30分
汗だくで、横穴墓の入口に到着
説明看板によると、壁面に古墳時代の横穴墓が4基、安土桃山時代のものと考えられる摩崖仏が残っているとのこと
この4基の中の1基に、まるで扉のような閉塞石が残っているんですよ
崖状の壁面に、横穴墓が4基。手前から1号墳です
1号墳は、山香町誌には「縦94cm、横68㎝、奥行き194㎝」と書かれていました
信仰の対象になっている場所らしく、石仏がたくさん
内部はドーム状、ノミの跡が見えますね
奥に進み、3号墳、4号墳と続きますが
3号墳と4号墳の間に、壁面に彫られた菩薩や阿弥陀如来があります
一番奥の4号墳には、なんと鉄平石でできた閉塞石が残っているんです
これを見に来たのです
ジャストサイズの閉塞感がたまりません
4号墳は「縦93㎝、横52㎝、奥行143㎝」です
明治5年の記録だと、骨、朱、粘土が出ているようです。
厚さが気になり見てみたところ、よくわかりませんが10数㎝?という感じでしょうか
又井横穴墓を見て、超ハッピーな気持ちで帰りましたが
帰り道の暑さで、もうヘトヘトです
この猛暑でも閉塞石が見たい私は、変態ですね(笑)
さすがに暑すぎるので、8月は博物館か埋蔵文化財センターを回ろうと思います博物館に、髪が長く、アマビエに似た女性がいたら私なので。ブロ友の皆様、是非声をかけてくださいね
北川景子さんに似たかったのですが、アマビエなんですよね。あ~あ
(参考文献)山香町「山香町誌」1982年3月