前回の続きで、宮崎県の古墳巡りについてです
都城市高城町の、高城町古墳群に属する牧ノ原(牧原)古墳群を見てきました古墳時代中期中葉を初源とする古墳群だと考えられています
牧ノ原古墳群は、前方後円墳3基、円墳10基、地下式横穴墓、箱式石棺、木棺、土壙墓で構成されているのですが、バリエーションが豊かすぎて、行く前からもう感動していました
バス停から徒歩で30分、暑い時期は大変です
道路から、1~3号墳が見えました
この道路が谷になっていて、東側と西側の少し高い位置に墓域があります
今年設置された説明版で、まずは古墳の位置を確認
1号墳は前方後円墳で、全長52m
高城町古墳群内では最大
2号墳は円墳で、径約31m
周溝に付随する地下式横穴墓があるのですが、平成18年に横穴式石室も見つかりました
3号墳は前方後円墳で、全長約31m
4号墳は円墳ですが、畑の中に
今回は、周囲に畑や畜産関係の建物があるので、墳丘には上がらず道路から撮影だけしています
この13号墳は、以前の現地看板では11号墳になっていたようです後方にも円墳ありこのすぐ西側から、多数の地下式横穴墓が発見されています
前方後円墳&円墳以外で発掘調査されたのは、地下式横穴墓19、箱式石棺8、木棺1、土壙墓4今は畑になっているから見えないだけで、もっと地下式横穴墓があってもおかしくないのではと思いました
10号墳の円墳が見えるその先に、先ほどの1、2号墳も見えました
谷を挟んでお互いが見えるのですが、そこにも何か意味があるのかもしれませんね
この後、帰りのバス停に向かって、猛暑の中を徒歩で30分ところが、道を間違えていて、さらに20分歩く羽目に
暑くて意識が遠のきそうな私の前に、なんとローソンが現れましたかき氷アイスを買って、命を繋ぎ留めました
古墳巡りって、暑くて辛い趣味ですね(笑)
(参考文献)宮崎県教育委員会文化財課「みやざき文化財情報 高城町古墳」