山梨県の古墳巡りについてレポートします
昨年になりますが、10月に山梨市上岩下にある牧洞寺古墳を見てきました県内で4番目に大きいという横穴式石室をもつ円墳があります
フフッ
一番近いJRの駅は春日井町駅です
水ヶ森山地の南斜面上にあり、すぐにわかりますね標高320m付近で、見晴らしの良い場所です
10月ですが、暖かいので草に覆われています
現状で直径16m
南東に開口する横穴式石室は、全長10.55m
6世紀末~7世紀初頭の築造
入らせていただきますね
床面に、石室補強のコンクリートがありました
無袖型の横穴式石室
奥壁は1枚
奥壁付近は、高さ1.85m。十分立てる高さ
石室長いですね~
横穴式石室を出たあたり、前庭部からは須恵器の破片が出土しています
おっ墳丘を囲んでいる石があります
石による段築があった、または墳丘が鉢巻状に石で囲まれていた可能性などがあるようです。コレ何かなぁ~って考えるのが、考古学の楽しさだったりします
さて。
古墳巡り中に懐かしい郵便ポストを見かけて、こんなことも考えたりしました
これも1000年経つと、考古学的な遺物になるのでしょうか
1000年後、研究資料に『これは、昭和時代や平成時代に設置された、通信文を発送するための郵便ポストと呼ばれる収集箱だったと考えられる』って書かれるのかな(笑)
私たちも、1000年経つと古代人になるのかもしれませんね
(参考文献)山梨県教育委員会「山梨市市内遺跡発掘調査報告1993~1996」1997年3月