茨城県で古墳を見て来たので、今回はそのレポートを書きます
ひたちなか市中根には、装飾で有名な虎塚古墳がありますが、その近くの笠谷古墳群に行きました
10年くらい前にも来ていますが、写真がないので再訪です
現在は、前方後円墳2基+円墳6基とされていますが、元々はもっとたくさんあり、消滅してしまったようです
虎塚古墳から中根駅に向かう途中、旧湊街道沿いに庚申塔があるので、そこの分岐点から古墳群に向かいます
円墳がチラチラ見えてきましたわぁ
この畑の東側に円墳2基がありましたが、現在は消滅
近づくと、3号墳、2号墳、写真では切れてしまいましたが北側に1号墳があります
すぐ南に、円墳の8号墳、前方後円墳の6号墳
6号墳は、全長約43m、後円部径約30m、前方部幅約25m、後円部高さ約5.4m、前方部高さ約5m
発見された馬具が、6世紀後半&7世紀前葉の2セットあったことから、追葬が行われたと考えられています
6号墳の前方部横にある、円墳の5号墳です
半分削られて、断面がカマボコになってます
もう一つの前方後円墳、7号墳
全長約28m、後円部高さ約1.5mで低めですが、この中に横穴式石室があると指摘されています
ここは舌状の台地なのですが、後円部の近くから下におりることができます
この台地のフチ沿いにも、横穴墓が並んでいます
十五郎穴横穴墓群の笠谷支群があり、平成30年の資料では55基見た感じでは、埋まっているか藪の中という感じ
ちょっとだけ横穴が見えました~
もう少し西に数基程度ありますが、このあたりが笠谷支群の最西端に近い位置かなと思います
これも横穴だと思いますが、土地開発されながらも1基だけ残してもらえたのでしょうか
残していただきありがとうございます
思わず2度見してしまった1基でした
さてさて。
帰りの電車で、吊革がこんなことになっていました
最初、何かわからなかったのですが
ここ茨城県だから、干し芋なんですね
皆さんが干し芋につかまって帰る姿、なんかいいですよね
各県でも、名物を吊革にしたら面白いだろうなぁ~なんて思いながら帰りました
(参考)ひたちなか市埋蔵文化財調査センター内の説明版