前回の続きで、島根県益田市遠田町にある鵜ノ鼻古墳群を見学したお話です
谷に戻り、この写真で言うと左側(西側)に上がって、お隣の丘陵にある古墳群に向かいました
見たのは赤い囲みを入れたあたりですが、ここは一番古墳が多いですね
青い★を入れたところについては、後述します
西側の丘陵上は開けていて、説明看板もありました
草刈りも行なわれているようで、地元の方ありがとうございます
3基写っていますが、円墳が近接しています
横穴式石室は、崩壊多数
でも、見学可能な横穴式石室もありました入らせていただきます
前回掲載した17号墳よりは小ぶりですが、うまく整えられた石室
玄室奥から羨道側を見たところ
他にも横穴式石室はいくつかあるのですが、土砂が流入、またはバラバラと残骸だけ、陥没という状態のいずれかでした
2枚目の写真(分布図)に入れた青い★マークのあたりから、日本海を見下ろした写真
高さもあるので眺めが良く、まさに古墳群を造るには最高の場所でした
この古墳群には、奥へ行くほど側壁がすぼまるハート型の石室があったそうです資料には「きわめて異例」と書かれていましたが、現在その古墳は工事で消滅
残念すぎますが、ひと目見たかったです
おまけ
この前新宿で、まわりの人が指をさしていてザワザワとしていたので、私も立ち止まりました
だ、誰かいますよ
おとなしくていい子なので、動きませんでした(笑)
アカデミー賞で話題になりましたし、みんなを楽しませてくださいね~
(参考文献)島根県益田市教育委員会「鵜ノ鼻古墳群発掘調査概報」1984年3月