広島県安芸高田市の古墳巡りについてレポートします
昨年7月の訪問です小雨だったため写真が暗いのですが、私のような横穴式石室大好き病の方にオススメの古墳群です
吉田町中馬に、中馬(ちゅうま)八ッ塚古墳群があります
八塚ひろばが目印で、その北側にある山に入ると、計11基の円墳があります
山道を登り、徒歩2~3分くらいで墳丘が見えてきます
6世紀後半~7世紀前半の築造で、11基すべて確認されている訳ではありませんが、ほぼ全部横穴式石室と考えて良さそうです
山の斜面を上がりすぐの4号墳
径12mの円墳、南に開口する横穴式石室あり
横穴式石室、全長8.5m、玄室長さ3.9m
入らせていただきます
久々に見た、美しい石室です
奥壁を近距離でガン見すると、赤色顔料の残りが確認できます
側壁表面も整えられ、キレイでうっとりします
床には2枚の石が。棺台です
実は、石室内に照明が設置され、外にスイッチがあるのです点灯しませんでしたけどね
見応えのある石室です
そのすぐ北に、穴の開いている古墳が見えました
これが5号墳
円墳ですが、墳丘はもうボロボロです
横穴式石室は、奥壁が抜けていますが見学は可能でした南西に開口
あれっ、また床石が。
これは何か、調べてみようっと
奥壁側から
前にも安芸高田市には来ているのですが、雨だったんですよねで、また今回も雨雨女すぎますね
折り畳み傘を持っていない時は傘を買いますが、急な雨により傘がめちゃくちゃたまっています(笑)
家が傘だらけなので、これ以上買わないようにと思っています
~横穴式石室トーク、次回に続く~
(参考文献)脇坂光彦・小都隆編著「百聞よりも一見 探訪・広島県の考古学」平成25年8月10日